
練習に汗を流す香川の木村(手前)とブランドン=高松市西部運動センター体育館
バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)、西地区5位の香川ファイブアローズは31日と4月1日、観音寺市立総合体育館で同2位の熊本と2連戦を行う。プレーオフ(PO)進出が消えた香川だが、単なる消化試合ではなく来季へつながる戦いを見せたい。
香川は前節、西地区首位の福岡に敗れたものの、けがから復帰したブランドンの活躍もあり、最大23点差を一時は2点差まで追い詰めた。
一方で前々節の広島戦で近が左足首を負傷。調子を上げていただけに、衛藤ヘッドコーチも「(ブランドンと近を)同時に使うと面白い攻撃ができると思っていたのだが」と声を落とした。
対する熊本は、リーグ1位のアシスト数を誇るガード古野が攻撃のタクトを振るう。初のPOへ強い気持ちで臨んでくることも予想され、香川としては、大沢や木村らガード陣が古野を抑えられるかが鍵を握る。
木村は「ファウルになるぎりぎりのところで守っていらいらさせたい。1、2点を争う展開になる」と分析。大沢は「要所を抑えてターンオーバーを誘いたい」と気合を見せた。
試合開始は31日が午後7時、4月1日は同2時。
高校生以下を無料招待 観音寺、三豊の両市と連携し、31日、4月1日を「ホームタウンDAY」として両市在住の高校生以下に限り2階自由席を無料(通常700円)にする。また両日、試合後に選手とのサイン会を行う。問い合わせは香川ファイブアローズ球団事務所〈087(813)7120〉。