
【高松―大阪】第3クオーター、高松のスミスがシュートを試みるも相手DFにブロックされる=高松市総合体育館
bjリーグは8日、各地で6カードを行い、西地区最下位の高松ファイブアローズは同2位の大阪エヴェッサと高松市総合体育館で対戦し62―75で敗れて3連敗。通算成績は1勝23敗となった。
高松はウイルス性胃腸炎などで第1戦を欠場した4人のうち、堤、鈴木が復帰しベンチメンバー8人で臨んだ。
6点差を追う第2クオーター立ち上がり、速攻からの高田の連続得点などで一時逆転したが、タイムアウトから攻撃を立て直した大阪に7連続得点を許し、再びリードされた。最終クオーターは最大23点差となったビハインドを10点差まで巻き返す場面もあったが、及ばなかった。
15日にオールスター戦(さいたまスーパーアリーナ)があり、次節の高松は21、22の両日、京都府の向日市民体育館で西地区3位の京都ハンナリーズとアウェー2連戦を行う。
大阪17勝5敗 75(16―10)62 高松1勝23敗
(20―14)
(22―15)
(17―23)
「予防徹底する」
チーム内でウイルス性胃腸炎が流行して第1戦で4選手、第2戦で2選手が欠場した高松。球団は毎ホーム試合後に行っている選手とファンとのハイタッチを中止するなど対応に追われた。
星島球団社長は「チーム、フロント全員でうがいや手洗いをルール化するなど、予防を一層徹底したい」と話した。
チームに勇気 スミスフル出場17得点
スミスが復帰後4試合目で40分間フル出場しチーム最多の17得点と活躍。守っても高い位置から積極的に相手の隙をうかがい、7スチールで速攻の起点となった。
開幕直前に右足甲の疲労骨折が判明し、チームの連敗を見守るしかない歯がゆさを抱えながらリハビリに打ち込んだ。自らの復帰で少しずつ上向きつつあるチームの空気に「自分が入ることでチームメートに少しでも勇気を与えられて良かった」と話す。
パス交換に絡みながらゲームメークにも参加できるスミス。他の3外国人選手がゴールに近い位置を主戦場として得点を狙うタイプだけに、早くも代えの利かない存在となりつつある。
「自分が0得点でも20得点でも、チームが勝つことが大事」と、何よりも勝利にこだわる22歳。「チームの中での経験が足りていない。もっと成長していかないと」と、最後まで厳しい表情を崩さなかった。
信州11勝13敗 85(29―21)67 岩手7勝19敗
(24―14)
(17―19)
(15―13)
新潟15勝9敗 94(25―22)80 宮崎12勝14敗
(28―13)
(28―12)
(13―33)
秋田15勝9敗 73(11―9)58 富山10勝12敗
(15―20)
(18―9)
(29―20)
滋賀16勝8敗 79(23―12)64 島根13勝11敗
(24―18)
(8―10)
(24―24)
京都16勝6敗 87(26―16)74 仙台12勝12敗
(13―15)
(24―25)
(24―18)