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アローズ最終戦飾れず/通算成績10勝38敗

2011/04/25 09:08

最終戦を飾れず肩を落とす高松の選手=高松市総合体育館
最終戦を飾れず肩を落とす高松の選手=高松市総合体育館

bjリーグ勝敗(最終成績)
bjリーグ勝敗(最終成績)

 bjリーグは24日、各地でレギュラーシーズン最終戦となる6カードを行った。西地区最下位の高松ファイブアローズは高松市総合体育館で同4位の滋賀レイクスターズと対戦し80―95で敗れて6連敗。通算10勝38敗で参入5年目のシーズンを終えた。

 高松は序盤から滋賀の厳しい守備を崩せず、ボールを失うミスが目立った。滋賀のマーシャルの連続得点などで第1クオーターは9点のビハインドとなり、中盤の菊池の連続3点シュートや最終クオーターのレモンズの13得点などで追い上げる場面もあったが及ばなかった。

 西地区は上位6チームがプレーオフに進出。ファーストラウンドでライジング福岡(3位)と新規参入の島根スサノオマジック(6位)、滋賀レイクスターズ(4位)と京都ハンナリーズ(5位)が対戦し、勝者が琉球ゴールデンキングス(1位)、大阪エヴェッサ(2位)と「ファイナル4」進出の2枠を争う。

 東日本大震災で3チームが活動休止となった東地区のセミファイナルは浜松・東三河フェニックス―富山グラウジーズ、新潟アルビレックスBB―秋田ノーザンハピネッツの顔合わせ。

滋賀 95(22―13)80 高松
     (19―18)
     (24―24)
     (30―25)
浜松・東三河 80(19―9)69 新潟
         (15―27)
         (25―18)
         (21―15)
秋田 88(27―9)63 富山
     (13―18)
     (20―21)
     (28―15)
沖縄 94(23―19)61 宮崎
     (22―10)
     (23―15)
     (26―17)
大阪 86(20―20)71 福岡
     (19―16)
     (25―23)
     (22―12)
京都 98(19―23)89 島根
     (21―10)
     (36―27)
     (22―29)

「強いアローズ」再興を 求められる一層の努力
 球団存亡の危機を乗り越えて迎えた高松ファイブアローズ5季目は、2季連続地区最下位という形で幕を閉じた。目標のプレーオフには届かず、金沢ヘッドコーチは「フロント、チームともに足りない部分が多かった」と振り返った。

 存続問題でチームづくりが遅れたのが最後まで影響した。ヘッドコーチの決定は7月末へとずれ込み、チームの軸となるべき外国人選手を開幕直前に入れ替えるドタバタ劇もあった。シーズン48試合(震災で4試合中止)を通じて2度の7連敗を含めて連敗は7度、最後まで連勝はなし。1月9日の22戦目以降最下位を脱出できなかった。

 チームの成績とともに観客数も低迷した。前季1試合平均1171人だった入場者数は、736人に。一昨年から年約400人ずつ減少しており、「お金がない。選手が採れない。勝てない」という負のスパイラルに一層の拍車をかけた。

 一方で光はあった。スポンサーも思うように確保できない中、フロントは経費削減と経営のスリム化に取り組んだ。その結果、入場料収入の減少などによるダメージを抑えて、1年間戦い抜くという最低限の目標を全うした。

 ただ、「一流のプレーで観客を魅了する」のがプロの使命であり、観客のいないプロ球団に存在価値はないということも忘れてはならない。やみくもなコストカットは選手やスタッフのチームに対する忠誠心をも失いかねない。

 チーム存続に尽力して1年間どんな状況でもチームを支え続けたファンが求めているのも「強いアローズ」のはずだ。資金が限られているからこそ、それを有効活用するための数年先を見据えたビジョンや、一貫性のあるチームスタッフ、選手の人選が必要だ。

 プレーオフのない高松は他球団よりも早く来季の準備に取りかかることができると前向きに捉えたい。一夜にして入場者数や運営資金が増えるような魔法はない。ファンの期待に応えるためにも、フロントには一層の努力と工夫が求められる。

 星島球団社長が最終戦終了後、「(来季は)もっと強く、誇りになるようなチームにパワーアップして、半年後にこのコートに帰ってくる」とホームのファンへ誓った言葉に期待したい。
(運動部・木山淳)

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