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高松、着実に加点 3試合ぶり勝利−bjリーグ

2007/02/04 09:29

【高松ファイブアローズー東京アパッチ】初参戦の中川が第3クオーター、55点目のシュートを決める=高松市総合体育館
【高松ファイブアローズー東京アパッチ】初参戦の中川が第3クオーター、55点目のシュートを決める=高松市総合体育館

ハーフタイムにミニゲームで子どもたちと触れ合う四国エイティ8の選手ら=高松市総合体育館
ハーフタイムにミニゲームで子どもたちと触れ合う四国エイティ8の選手ら=高松市総合体育館

 bjリーグは3日、高松市総合体育館ほかで4カードを行い、高松ファイブアローズは東京アパッチに84―70で快勝し、3試合ぶりに勝ち星を挙げた。同カードを4勝1敗として通算成績は13勝10敗。順位は3位をキープした。

 高松は第1クオーター、先手先手の攻めを許したが、新加入の中川がコートに入った直後に3点シュートを決め、15―15の同点。流れを変えた。後半も積極的なDFで相手の攻撃リズムを崩し、速攻やスパークスの3点シュート、高さを生かしたゴール下からの攻撃で着実に加点。第2クオーター以降、一度も追いつかれることなく押し切った。

エイティ8がエール
 ○…女子バレーボールクラブの四国Eighty8Queen(四国エイティ8)が高松を“友情応援”。チアスティック(鳴り物)を両手に持ち、選手に熱いエールを送った。

 駆けつけたのは米田監督や選手、スタッフのほか、四国エイティ8を陰で支える家庭婦人チームのママさんら約150人。地域密着を掲げるチーム同士が協力して県内スポーツ界を盛り上げることが目的とあって、試合前には選手がコート上で紹介され、ハーフタイムにはバレーボールを使って子どもたちとミニゲームを展開。観客にチームの存在をアピールした。

 試合を観戦した米田監督は「こういう盛り上がりの中で試合をしたい。何としてもV1に昇格しなければいけない」と、来週末から始まる地域リーグに気持ちを高めていた。

新加入・中川が流れ呼ぶ
 新加入の中川がチームを鼓舞した。開始早々、連続6失点を喫し、波に乗れなかった第1クオーター。4分すぎ、喜多に代わってコートに立った直後、同点の3点シュートを決めた。さらにDFでもスチールから速攻。米独立リーグ仕込みの機敏な動きで形勢を一気にひっくり返した。

 「攻撃の流れが悪く、DFも当たりが弱かった。もっとタイトにいける」と中川。ベンチでチームの修正点を確認し、それをすかさずコート上で表現。青木ヘッドコーチも「センスは抜群。彼の攻撃的なバスケで乗っていけた」と絶賛した。

 中川の攻守にわたる果敢な姿勢にチームメートも奮起。特にDFでは、本来の高さを生かしたリバウンドに加え、足を使った厳しい当たりで相手のミスを誘い、何度もターンオーバーから攻撃に転じた。84―70。2週間前、大分戦での連敗がうそのような快勝だった。

 試合後の会見。青木ヘッドコーチは「中川のためにも、どうして勝ちたかった」という。実は、中川は1月30日に高松と契約した翌日、母親を亡くした。それでも「かあちゃんは僕がバスケをすることを望んでいた」。気丈にも笑顔を見せ、チームに残って練習した。この日、実家のある山口で葬儀を終えて高松に戻った中川を迎えたのは、ユニフォームに喪章を付けたチームメート。「本当にうれしかった」という中川は、悲しい思いを吹き飛ばすようにコートでアグレッシブに走り、他の選手も気持ちを一つにしてどん欲に勝利を目指した。

 ブースターを前にしたインタビューで「勝ったよ。かあちゃん、ありがとう」と天に向かって叫んだ中川。ただ、その後の会見では「優勝しか考えていない」。厳しい目でチームへの貢献を誓った。

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