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痛みを乗り越えた芸術家

2018/07/20 19:05:45
痛みを乗り越えた芸術家
坂出市王越町にある流政之氏の作品「またきまい」
 世界的な彫刻家・流政之氏が95歳で死去されたと、7月17日付四国新聞が大きく報じていた。

 氏の作品はいくつか拝見したことがある。今年の1月、寒風吹きすさぶ中、瀬戸内海を一望できる坂出市王越町の大崎山園地の「またきまい」の前に立った。スタイリッシュだったが、どっしりとぬくもりのある作品に接して、暖かかくておおらかな方なのだろうと思っていた。

 ところが紙面にあった評伝には、ゼロ戦のパイロットとして終戦を迎えたとあった。苦労のない人なのかなと思っていたので、胸中はいかばかりだったろうと胸を突かれた。

 その痛みを乗り越えての戦後であり、芸術だったのか。痛みを抱えたままの戦後だったのか。平和を願う作品も多いという流氏の人としての魅力にもひかれた。(高松 博子)
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