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ひっそりと咲くヤブツバキ

2017/03/30 10:06:25
ひっそりと咲くヤブツバキ
冬枯れ色の中明るい雰囲気を醸し出すヤブツバキ
 彼岸明けの23日、まんのう町七箇の満濃池森林公園散策道を歩いていると、山道に沿ってひっそりと咲くヤブツバキ(藪椿)に出合った。

 まだまだ冬枯れ色の濃い中、この木の辺りだけには明るい雰囲気が漂っていた。山あいの柔らかな光を背に、濃緑の葉と真っ赤な花のコントラストが春のいぶきを感じさせていた。

 ヤブツバキは、東北以西の暖地に生育するツバキ科ツバキ属の常緑小低木。照葉樹林の代表的な種とか。花は冬から早春にかけて5〜8aの5弁花を咲かせる。

 5枚の花びらは離弁花だが、花弁と多数ある雄しべが合着しているため、一花ごとに落花する。枯れ草などに落ちた花はまるでそこに咲く一輪の花のように見えておもしろい。

 この季節はまだ花を訪れる昆虫が少なく、花粉の媒介は主にメジロなどの小鳥が行うとか。この時期、森には顔がヤブツバキの花粉で真っ黄色になっている小鳥が見られるそうだ。

 ひっそりと咲くヤブツバキの花言葉は「控えめな魅力」「気取らない優美さ」など。俳諧(かい)では春の季語になっている。(香川 佳子)
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