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編集長だより

全国の仲間と交通安全を考える

2018/10/30 18:59:40
内閣府主催による「中国・四国ブロック交通ボランティア等ブロック講習会」がこのほど、山口県の新山口ターミナルホテルで2日間にわたり開催された。中四国の9県から63人が参加。香川県交通安全母の会連合会からも3人が出席した。

講習会では、「子どもの交通事故防止」と「高齢ドライバーの交通安全」をテーマに講習があった。

 「子どもの−」では、宮田美恵子・日本子どもの安全教育総合研究所理事長が講演。家庭の安全教育9カ条にもあるように、約束や決まりを守れたり、身の回りのものを大切にできたり、あいさつができる子どもは交通安全を守るとアピール。家庭での日頃の基本的生活習慣や取り組みが、交通事故防止につながると感じた。

 また、交通安全の3原則である@止まるA見るB待つ、の安全行動が交通安全に大きな成果をもたらしている。子どもの交通事故を減少させるため、親子で交通事故の起きやすい危険な場所や通学路を一緒にチェックすることで、子どもの交通安全が図れると提案された。

 「−交通安全」については、安全教育研究所長の「星忠通」氏が講師を務めた。60歳以上の交通事故死者数は全体の60%以上を占めていることを指摘。特に高齢ドライバーの事故の3割以上は、「操作ミス」を起こしているという。

しかし、高齢者にとって自動車は生活の足となっており、免許返納をどう考えるのかは課題。強制ではなく本人の納得が必要であり、自らの子どもや地域のかかりつけ医からの助言が本人の返納意思につながっていると、統計を示しながら話した。いずれにせよ、免許返納は本人の納得だけでなく、運転しなくても生活できる高齢者の生活の環境整備が大切ではないかと感じた。

2日目は参加者が6グループに分かれ、「子どもに対する交通安全活動における課題と対応」「高齢者に対する交通安全活動における課題と対応」「自転車に対する交通安全活動における課題と対応」「交通安全啓発活動における課題と対応」の実践について協議した。

 「啓発活動への課題と対応」ではこれまで、市内の保育園、幼稚園、小・中学校、市民への交通安全標語募集を行ったことで、子どもたちの安全意識が高まったためか交通事故件数が大幅に減少したことなどが報告された。四輪乗車中の死亡事故の多くはシートベルト非着用であることから、「キーを入れる前のシートベルト着用、キーを切ってからシートベルトをはずす」の行動が、安全・経済・環境に大きく貢献することなどを提案した。

 同大会は、専門家による交通安全講演会とテーマごとのグループ協議があり、幅広く交通安全活動について学ぶことができて今後の交通安全活動の起爆剤となるだろう。私にとっても有意義な2日間であった。

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