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韓国旅行こぼれ話

2016/11/16 19:25:54
韓国旅行こぼれ話
釜山の繁華街の街並み。ハングルがなければ日本の都市と見まがうのでは
 10月末、韓国観光公社の招きを受け、韓国へ2泊3日の取材旅行に出かけた。訪問地は歌でもおなじみ、韓国最大の港を持つ釜山広域市など、南部の海岸線沿い3都市。訪問の様子は11月15日付本紙で、写真グラフのような形で掲載しているので、記事化できなかった話を書きたい。

 韓国といえば日本に比べて美容整形が盛んだということは知られた話だが、釜山の西面エリアには「メディカルストリート」と呼ばれる一角がある。ここは美容整形だけでなく、外科や内科、歯科など、400近い医療施設が集積している。

 韓国国民の中でも年配者を中心に支持を集めているのが、漢方をはじめとする東洋医学での治療に当たる「韓医院(ハニウォン)」だ。紹介された韓医院は、皮膚病の治療で高い評価を受ける医院。ユン・ジョンジェ院長は「漢方薬を服薬したり風呂に入れて半身浴をしたりすることで、アトピーも2週間もすれば目に見えて症状が改善する」と強調。その上で、「西洋医学は表れた症状への対処療法。漢方は体の内側から治療でき、根治も目指せる」と話していたのが非常に東洋的な考えで、印象に残った。

 街の様子に目を向ければ、ハングルさえ書かれていなければ日本の街並みと見間違えるほど、日韓の建築物はよく似ていた。ただ所々、何十階建てか下からでは数えられないくらいに高い住宅ビルがびっちりと集まった集合団地が散見された。20代のガイドが「韓国では平地が少ないため、多くの人が集合団地に住んでいる」と教えてくれた。

 そして「私の親世代はまだ、アパートの1室を買ったり、団地を出て外で一軒家を買ったりできたが、今は難しくなっている。退職するなどして収入がなくなれば、アパートの居住権などを担保にお金を借りて家賃に充てることもある」という。バブル経済崩壊後の日本でも、収入の減少などのため厳しい生活を強いられる人たちがいる。日韓の市民生活には、大きな差異がないのかもしれない。

 ちなみに、1円は10ウォンとちょっと。コンビニで買ったペットボトルのスプライト(500_g)は1800ウォン、空港のドーナツ店で買ったLサイズのコーヒーは4400ウォンと、物価は日本とそれほど変わらない。ただ、順天で食べた「カンジャンケジャン(ワタリガニのしょうゆだれ漬け)」は、2万ウォン以下でおなかいっぱいになる。日本では1人前5千円するところもあると聞くと、地の物はやはり割安のようだ。

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