天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

散歩のダブルメリット

2018/03/15 10:06:31
散歩のダブルメリット
春本番を前に、ひょっこり顔をのぞかせるワラビ
 私は、自然豊かなまんのう町の県満濃池森林公園散策道をよく歩く。健康のためはもちろん、ここは四季折々いろいろな発見や驚きがあって楽しいからだ。まさに散歩のダブルメリットということだろう。

 ここでの散策はもう何年になるかな? 20年はゆうに超えるだろう。歩く範囲内の大体は分かる気がする。ここは藪椿(やぶつばき)のきれいな所、ここは珍しいムラサキシメジが生えていた所、ここは赤いアセビが、キンランが、ツツジが咲いていた所などなど。

 ところが、ところがである。3月8日の昼下がり、「毎年、一番早くワラビが生えるのはここだったなぁ」と思いながら見るともなく見た。「あっ、本当に生えてる!」。枯れた草? 枯れた葉っぱ? 白っぽい枯れ草色に抱かれながら太くて短いワラビが1本、目に飛び込んできたのだ。

 偶然と言えば偶然かもしれないが、半分は土の中、半分だけが顔を出していた。出ている部分は5a弱。初物をいただこうと探った土中にも同じ5a弱だった。

 「もう少し経てばかなりの数のワラビがゲットできるだろう。採って帰れば食卓をにぎわわせてくれるのだがまあいいか。今日はわずか1本だけど、同じようにすればいいや」と考えた私。さっそくいただいて帰った。

 わら灰と熱湯であくを抜き、丁寧に洗って「ワラビの刺身」にした。たった1本、2人でほんの半口ずつだったが味は上々、脚力と美味、散歩のダブルメリットになった。(香川 佳子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.