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須田悦弘さんが「碁会所」公開メンテ

2017/04/17 17:03:00
須田悦弘さんが「碁会所」公開メンテ
公開メンテナンスをする須田さんと交流する来訪者。普段は展示物に触れることができないこともあってか、興味津々の様子
 直島町で展開されている家プロジェクトの「碁会所」で16日、同所を手掛けた美術家・須田悦弘さんによる公開メンテナンスが行われた。

 須田さんは、国内外で幅広く作品を発表してきた世界的アーティスト。直島の「碁会所」では須田さんが制作した椿の花、葉、竹などを展示している。

 この日はまぶしいばかりのお天気に恵まれ、高松港には「THE WOLD」、宇野港には「ロストラル」と豪華客船が入港したことに伴い、全体の約80%と思えるくらい海外からの観光客が来島した。

 「碁会所」では開館時間の午前10時〜午後4時半まで、須田さんによる繊細な作業風景を間近で見学でき、しかもアーティスト本人と会話できる貴重な機会となった。いつものように何も知らずに訪れた観光客へスタッフが「アーティストがメンテナンスに来られています。近寄ってご覧ください」と告げると、「わ〜ぁ、ラッキー! アメージング」と歓声が上がった。

 差し出された竹のアートを触ってみて「本物の竹と、アートの作品どちらか見分けがつかない!」など、つなぎ目を確認したり、のぞいてみたり、質問をしたりと大盛況。たまたま見学に来た外国の観光客が須田さんの作品を購入していた人で、双方、かなりの驚きと感動の出会いもあった。

 須田さんに、制作期間を問うと「最初のころは、一つの作品を制作するのに3〜4カ月かかっていたが、最近は作るのも早くなった」とのこと。「だんだん風化していくので、今まで岩絵の具を使っていたが、初めて今回アクリル絵の具を使用する」など、貴重なお話を拝聴できた。

 直島の住民として、一番の至福をいただけたアーティストとの最高の交流だった。現代アートの直島ではアーティストとも交流ができ、生き続ける作品として、今後も世界に発信していくことだろう。
(堀口 容子)
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