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瀬戸内のアート拠点に

2017/01/13 16:14:04
瀬戸内のアート拠点に
入館者に配られたはがきには、香川大工学部開設記念モニュメント「和・話・輪・環 2000」があしらわれている
 昨年の12月17日、高松市亀水町の川島猛アートファクトリーで一般公開された作品展を、アート好きの娘と見学に訪れた。

 川島猛氏は30代でニューヨークに渡り、50年以上も第一線で活動してきたアーティストだ。拠点をニューヨークから故郷・高松に移して創作活動されるとか。

 会場には1950年代の高松築港を描いた初期作品から、後に世界的評価を受ける一連の作品まで、56点もの作品が展示されていた。氏の多彩な作品の数々と、つくり続けてこられたこと自体に尊敬の念をいだいた。

 鑑賞中に高松市の大西市長が入館され、夫人の「ようやく、やっとです」という声が聞こえた。50年以上住んだニューヨークからの転居、膨大な作品の搬送など、大変だったろうなと思った。

 川島氏は86歳に見えない若々しさで、精かんな大西市長との対峙がほほえましかった。

 ファクトリーとなったオリエントモーターの工場跡地からの眺望はすばらしい。京都の海のない地方出身の目には、会場の窓から見える瀬戸内海の海と島の風景が、一幅の絵のように見えた。窓枠を額縁にして、太陽光によってジェームズ・タレルの作品のようにさまざまに変化するだろう。アートの拠点としてもふさわしい場所だと思った。(高松 博子)
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