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「大松」を守るために

2016/09/16 10:05:54
「大松」を守るために
地域のシンボル「大松」の保護作業
 まんのう町七箇の元仲南東小校庭には、「大松」と呼ばれる「香川の保存木」(1991年指定)がある。

 樹高約12b、幹回り3.3bで、枝張りは12b。推定樹齢約300年と言われるクロマツで、昔から「地域のシンボル」として大勢の人たちに親しまれてきた。

 同校は2006年の旧仲南町内3小学校統合により閉校。以来10年、「大松」を愛する近隣の人たちが保護活動を続けてきたがこの春、強風の影響で支柱の外れやぐらつきの被害が発生した。

 「大松」は、クロマツの保存木としては県内に2本しかないうちの1本という。それだけに、少しでも永く守り育てていかなければならない。そこで7、8の両日、かがわ水と緑の財団の助成を受け、県みどり保全課の樹木医・宮崎智嗣さんと同課の中本和美さん立ち会いのもと、高松市の樹木医末沢正義さんたちが支柱の修繕と補充作業を行った。

 12本あった支柱のうち、外れていた3本とぐらついていた残りの支柱を掛け替え、巻き直し。さらに新しい7bの支柱2本を設置した。併せてせん定作業も実施。葉の量が増えると枝への負担が大きくなるので、不用な葉や枝をせん定し、切り口には防腐剤を塗布して腐らないようにした。

 せん定で枝がよく見え、盆栽的な古木の魅力も出たという末沢さんは、「自然樹形を保っているこれだけの松はほかにない。地域の人たちが集まり、木を愛でながら談笑するイベントができればいいのだが。」と話していた。

 地域のシンボル「大松」がいつまでもすこやかであり続けるよう、みんなで守りたいものだ。 (香川 佳子)
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