天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

人生は旅の途中 ヒッチハイクで日本1周を目指す青年・近藤さん

2016/08/24 19:30:30
人生は旅の途中 ヒッチハイクで日本1周を目指す青年・近藤さん
次の目的地を書いた画用紙を手に、ヒッチハイクで日本1周を目指す近藤さん
 先日、帰宅途中に東かがわ市引田の自宅近くの道路で、「徳島」と書いた画用紙を手に持って、道行く車に呼びかけている若者に出会った。若者は、愛知県みよし市在住の近藤孝彦さん(21)。7月11日に同県刈谷市のサービスエリアをヒッチハイクで出発し、伊勢神宮、大阪、倉敷を経由して引田に到着したそうだ。

 近藤さんは,高校卒業後に2年半働いたが、自分の目標や夢を見失っていることに気づき、退社。そんな時、熊本に震災が発生した。困っている人のために役に立ちたいと思い立ち、4月22日から6月10日までボランティアとして、被災者の復興に向け作業してきた。近藤さんは「被災者の方から、食事に誘っていただいたりする温かい心に触れ、食べ物で元気が出ることを痛切に感じた。将来は、調理師になって食を支える仕事に尽きたいと考えるようになった」と、少しづつ自分の将来の夢を形にしたという。

 その後、「ヒッチハイクで日本を一周し自分の将来に備えたい」と思い、両親に話すと「心配はあるが、挑戦してきなさい。応援している。」といって励まされた。

 近藤さんは今、旅路の中で多くの人と関り、広い視野の持ち方や人の生き方、夢などを学んでいる。夜はテントを張り、たまに格安宿に宿泊して風呂に入る。「遊んでないで仕事をしろと言われたこともあるが、本当に心から応援してくれる人にも出会えて感謝の毎日です」と話した。
 
 引田には近藤さんがヒッチハイクで日本一周に出たことを、ツイッターで知った中嶋一誠さん(同所)が、「もしよければ来てください」と申し出たことから立ち寄り、近藤さんは中嶋さんの家に1泊。朝は讃岐うどんをごちそうになったそうだ。「本当に知らない所で知らない人に声をかけて頂き、親切にして頂きとても嬉しいです。」と、心から感謝していた。

 今後、四国から九州、沖縄を訪れその後北上し北海道を目指し、10月初旬まで彼の1人旅は続く。彼ならきっと、旅の経験を今後の人生に生してくれるだろうと強い手応えを感じた。心から応援している。



(永峰 絹江)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.