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オオムラサキが広げる感動の輪

2016/07/06 17:14:45
オオムラサキが広げる感動の輪
国蝶・オオムラサキが小豆島に感動の輪を広げている
 小豆島町中山の亘(わたり)和彦さん(69)の自宅で、国蝶のオオムラサキが次々と羽化している。

 亘さんは30年ほど前、故郷の自然を守ろうとひとりで環境保護活動を始めた。「川に昔のようにホタルを飛ばせたい」との一心で、幾多の苦難を味わいながら地道に取り組んだ。亘さんが始めた「一粒の種」の活動は町民にも広がり、少しずつ芽を出していった。

 2010年からはオオムラサキの飼育も開始。兵庫県丹波市の「丹波の森公苑」から得た幼虫が、子孫をどんどん増やした。幼虫の食樹となるエノキの葉が茂る飼育ゲージ(横幅5b、奥行き7b、高さ約3b)は、6、7月が羽化のシーズンとなる。「間近で乱舞するオオムラサキが衣服に止まると、きれい! ブローチみたい! と、喜んでくれるんですよ」と、亘さんは声のトーンを上げにこやかに話した。

 小豆島町立苗羽小学校の児童は約1年かけてオオムラサキを観察し、このほど飼育ゲージ内で発表会をした。県内外から大勢の見学者が訪問。驚きと喜びと感謝の手紙が届いているという。

 亘さんがまいた「一粒の種」は、たくさんの感動の花を咲かせている。


(横倉 ゆみ)
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