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不思議なキノコ

2016/02/10 19:12:40
不思議なキノコ
同心円状に模様を描く不思議なキノコ
 冷たいがさわやかな外気。まんのう町七箇の満濃池森林公園散策道を歩いていた。目を引くものがいろいろある。

 その一つ、枯れ木の幹にくっ付いた大小の(多分)キノコ。真ん中が淡いグリーン。周りに行くにつれてグリーンと白の同心円模様になっていて美しい。

 大きいのは径約10a、同数a程度の少し小さいものも幾つかあった。キノコらしいが柄はなく、かつて見たこともないもので驚いた。

 静かな山道にふさわしい穏やかな色と形は、なぜか心ひく魅力をもっていた。帰宅後、図鑑やインターネットで名前を調べたが分からなかった。

 キノコアドバイザーで元県森林センター所長の池田芳孝さん(高松市在住)に写真メールでお尋ねすると、もらった返信メールには、

 ・古くなったキノコだろう。
 ・緑色の部分はこのキノコに特有ではなく、コケ類の付着ではないか。
 ・白っぽいキノコそのものはカワラタケの一種と思われる。

とのこと。

 カワラタケはタマチョレイタケ科のキノコで、白色腐朽(ふきゅう、腐って傷む)菌とか。枯れ枝や倒木などに多数群がって生え、柄はなく扇形の傘だけが伸び出す。色は黒色、濃淡の青や緑色、黄色などで、同心円の模様が多い。分布は世界中で、枯れ木があれば普通に見られるという。菌糸体から、抗悪性腫瘍剤(がんに効く薬)になる多糖類が得られるそうだ。

 そう言えば昔、祖母から「ガンに効くキノコがある」と、聞いたことがある。「さるのこしかけ」と言ったっけ? このキノコがそれかどうかは明確でないが、もし本当なら、「大勢に喜ばれるかも…」と半信半疑。あらためて不思議なキノコを眺めた。(香川 佳子)
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