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干支物語

2016/01/11 18:45:00
干支物語
忍耐力が必要とされる申年生まれ。場合によっては「見ざる、言わざる、聞かざる」で1年を過ごせるか?
 昔々の年の暮れ、神さまが動物たちにお触れを出したとか。「元旦の朝、あいさつに来るように。1番早く来た者から12番目の者までは、順にそれぞれ1年の間、動物の大将にしてやろう」と。

 動物にもいろいろあるらしい。歩くのが遅い牛は遅れないよう元旦の1日前に出発。それを見ていたネズミはこっそり、牛の背中に飛び乗っていた。

 神さまの前にたどり着いた牛は、まだ誰も来ておらず、「自分が1番!」と確信。神さまにあいさつを、と思ったとたん、背中から飛び降りたネズミが走り出て1番にあいさつをしてしまった。

 そのため、干支の順番は子(ね)から始まり、丑(うし)は2番目になってしまったとか。これが、干支(えと)の始まりとなったという。

 今年の干支は申(さる)。申は、十二支のうち、子、丑、寅(とら)…と数えて9番目になる。なぜ9番目になったのかは今のところ不明だが、かの武将、豊臣秀吉が申年生まれというからおもしろい。

 申年生まれの人の性格は、頭がよくて器用。好奇心が旺盛で、積極的に素早く行動に移せるとか。だが、移り気になりやすいので忍耐心が必要という。「当たらずといえども遠からず」の人が、身近におられるかも?

 ところで干支の1番になったこのネズミ、神さまにあいさつに行く日を忘れたネコからその日を聞かれ、わざと1日遅れの日を教えたとか。それで、ネコは十二支に入れなかったという。今でも、ネコがネズミを追いかけるのは、こんないきさつがあったからだという。まことしやかな「干支物語」もまた、楽しいものである。
 
 
(香川 佳子)
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