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幸福もたらす「招き猫」

2016/01/04 18:29:02
幸福もたらす「招き猫」
形や色、大きさも違う多種多様な招き猫に囲まれる松田さん
 丸亀市新町の松田佳子(よしこ)さん(71)の自宅には、福をもたらす縁起のいい「招き猫」が勢揃い。圧感の光景だが、思わずうれしく笑顔になる。

 佳子さんは子供のころから猫が家にいるのが当たり前だった。嫁いだ家はお米屋などなどの商家だったから、猫がお気に入りなのはなおのこと。目が合えばパッと気に入り、インスピレーションでパッと購入する。友達からもらったりするだけでなく、お四国巡りのみやげ売り場にあれば買ってしまい、通販でも買うという。詩吟や漢詩など趣味に使う落款もこの猫そのまま、「小判」の部分が名前の「佳子」となっていて、「この印鑑が私を表しています」とのこと。

 本格的に集め始めたのはこの10年くらい。地元、丸亀お城まつりの露店で出合ったお気に入りの猫もある。ただ好きで集めていただけなので数えたこともないそうだ。

 佳子さんは「招き猫博士」でもある。首に鈴をつけているひもは、丸く締め、円満にまぁるくなるようにと願いを込められたもので、ひもを丸く締めるとお金が貯まるという。黄色はラッキーカラーで陶製、和紙製の物と、招き猫の変遷も解る。「右手を上げている猫は金運を招き、左手を上げている猫は人(客)を招くといわれています。耳より上に手が挙がっている招き猫は、『手長(てなが)』と呼ばれ、より遠くまでお金や人を招くといわれています。招き猫の色には、白は来福招福、黄は良縁、黒は魔除け、黄金色は金運などと、それぞれ意味があります。両手を上げて運気を招いたり、縁福(えんふく)猫は着物を着せた日本の伝統的な見返り猫もあります」。

 なんでも空港に行くと珍しい猫が手招きする置物や貯金箱がたくさんあるそうで、鶴亀、鯛、富士、鷹、なすび、打ち出の小槌などと吉祥三昧(ざんまい)。手が6本の阿修羅猫や七福神猫まである。「自由に考えて創(つく)る人の発想は楽しいですね」と話しながら、「日本人は欲やなあ…」と笑顔が弾けます。

 松田家では歴代のら猫を育ててきた。今は8年のとら猫・ミーちゃんと、5年の三毛猫・玉ちゃんの2匹がおり、ご主人と佳子さんに大切に育てられている。
(窪田 利栄)
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