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寺院で戦時下の学童疎開を体感

2015/12/01 19:16:23
寺院で戦時下の学童疎開を体感
戦時下の衣類や日用品を見て、当時の暮らしぶりに思いをはせる観音寺一高生
 観音寺市上若の臨済宗西光寺(高橋昭哲住職)で、第二次世界大戦中に大阪市八幡屋国民学校の3、4、6年生が学童疎開で終戦まで、本堂などで生活していた様子が展示されている。地元の観音寺第一高2年生27人がこのほど同寺を訪れ、戦時下の生活を体感した。
 
 生徒らは地理・歴史の授業で「まちの歴史や産業を知ろう」と、かつて港町で栄えた歴史のある「路地裏歩き」を行っており、その一環で西光寺を見学した。

 当時の机や教科書のほか、着るものや食べるものを見聞き。冬の暖房の火鉢、本堂の中で共有する長いコードの白熱電球の使い方、黒い布をかける方法、蚊帳(かや)に入る体験をして、「教科書でしか 見たことなかったけど、ほんまにあったんやなぁ…」などと話していた。小西祐未さんは「今の私はぜいたくなんや」と感想を述べた。
 
 疎開学童たちは親元を離れ、昼間は旧制三豊中学校(現・観音寺一高校)で学習。呉市などの軍需工場、造船所や地元の柞田の飛行場建設の勤労奉仕を行ったと聞き、勉強どころではなかったことに生徒たちはびっくりしていた。

 昨年10月には大阪市立八幡屋小学校の6年生39人が修学旅行の途中、70年ぶりに訪れており、今年も42人が来訪した。「これからも平和のことを学んでいきます。」「戦争がどんなにこわいのか知りました。」と感想も届いていた。

 このほか、観音寺市立観音寺小学校6年生も西光寺で平和学習をした。
(窪田 利栄)
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