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さよなら 安原小学校

2015/03/24 10:16:56
さよなら 安原小学校
 高松市塩江町の安原小学校で3月22日、閉校式があり、129年の歴史にピリオドを打った。

 わが家の2階の窓からは、運動場がよく見える。娘(31歳)と息子(29歳)が小学生の頃は、昼休みになると、その窓をほんの少し開けて運動場で遊ぶ子どもたちの姿を見るのが楽しみだった。当時はサッカーがブームで、先生も男子も女子も一緒になって、駆け回っているのを微笑ましく眺めていた。

 「児童数が少ないぶん、あまり競争心がわかないのか、おっとりした子が多いんですよ」。先生から、そんな話を聞いたことがあった。娘の2年上の学年は2クラスだったが、それ以降は、1学年1クラスだったと思う。

 おとなしい子、やんちゃな子、いろいろな個性の小さな集まりの中で、まるできょうだいのように成長していった。わたし自身も、PTAや交通安全母の会などの活動の中で、友人もでき、見聞を広めることができた。

 安原小学校の閉校にあわせたわけではないが、運動場に隣接するわが家も取り壊しとなった。夏頃には同じ場所に、ひとまわり小さな家が建つ予定だが、その時にはもう、子どもたちの声や校内放送などが聞こえてくることはないのだ…と思うと、寂しい。
 
 時代がかわり、人がかわり、流れる川の水のようにとどまることなく、先へ先へと進んで行こう。さよならは、新しい出会いの始まり。(和泉 加奈江)
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