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生き木観音菩薩像に開眼法要

2014/07/28 10:32:24
生き木観音菩薩像に開眼法要
 日本・スペイン交流400周年および四国霊場開創1200年を記念して、仏師荻田凡海(荻田文昭さん・73歳)=観音寺市在住=が、スペイン北西部レオン県モリナセカ町の生き木に観音菩薩像を彫り、このほど魂を入れる生き木観音開眼法要が営まれた。

 開眼法要にはレオン県知事やモリナセカ町長、地元関係者、日本から荻田さんの友人・知人、NPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」、愛媛県愛南町町議など約100人が出席し、京都から招いた僧侶によってしめやかに行われた。観音菩薩像は魂を入れることによって信仰の対象になる。

 クルミの木に彫られた観音菩薩像は高さ75センチ、幅26センチ。荻田さんはキリスト教巡礼の地に仏像を彫ることに反発があるのではないかと心配していたそうだが、モリナセカ町長から「女性の慈悲を表す観音像を彫った荻田さんに敬意を表します」との言葉があった。

 スペインには世界遺産に登録されている巡礼の路があり、四国遍路と遍路道の世界遺産登録を目指すNPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」がお互いに巡礼の路があることから、レオン県と交流がある。2010年来日したモリナセカ町長が、荻田さんが彫った生き木の地蔵を見て感銘をうけ、ぜひわが町にもと懇願されていた。

 クルミの木は巡礼宿がある広場の一角にあり、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼者の健康を見守るように立っている。(吉田 一代)
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