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マイマイの赤ちゃん お散歩

2014/06/20 16:02:22
マイマイの赤ちゃん お散歩
 梅雨に入ったわが家の庭先のカシワバアジサイの葉に、小さなカタツムリの赤ちゃんが散歩?を楽しんでいた。殻の直径は5、6ミリ、今生まれたばかりのようにも見えるかわいさだった。

 カタツムリ(蝸牛)は陸に住む巻き貝の総称で、マイマイとかマイマイツブリとも呼ばれ、一般に移動能力が小さく、地域ごとに種分化が起こりやすいとか。

 頭部に触角が大小2対あり、大触角の先端に目があるそうだ。乾燥に弱く、ある程度の湿度を好むのが多くの種だが、乾いた所を好む種類もあり、中には砂漠に適応した種さえあるそうだ。

 卵でふえ、ふ化した子は小さくて巻きも少ないが、すでにカタツムリの形をしているとか。別名デンデンムシと呼ぶのは万人の知るところだろう。

 子どもらが殻から「出よ出よ」とはやし立てたことから「出よ出よ虫」→「デンデンムシ」となり、♪…デンデンムシムシ カタツムリ…♪と、文部省唱歌にもなるほど古くから人々に親しまれているカタツムリ。

 この日見たカタツムリは、セトウチマイマイ(瀬戸内蝸牛)という種らしい。成貝の殻高と殻径はそれぞれ約3センチ、3・6センチ。瀬戸内海周辺に分布し、日本産での大きさは中型になるとか。

 また、この亜種として分布域が重複しているムロトマイマイ(室戸蝸牛)とアワジマイマイ(淡路蝸牛)がおり、いずれも中型という。大型はアワマイマイ(阿波蝸牛)で、殻径が6センチを超えるほど大きく、日本産の最大在来現生種というから驚く。

 さらに、最小のカタツムリは、岡山、四国、九州などでごくまれに見る殻高1・5ミリ弱で、ドーム形のキバサナギガイ(ヤマトキバサナギ説もある)とか。これは今、環境省絶滅危惧種T類に指定されているそうだ。

 カタツムリに、阿波、室戸、淡路、瀬戸内などと、身近な名前が付けられているのが分かり驚いた。かわいいマイマイのお散歩が、いろいろな情報を教えてくれた楽しい梅雨の朝だった。(香川 佳子)
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