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ドイツ音楽の変遷満喫

2014/06/04 10:11:07
ドイツ音楽の変遷満喫
 アンサンブルイヴローニュ第5回定期公演(イヴローニュ音楽芸術文化振興会主催、UDON楽実行委員会後援)がこのほど、サンポートホール高松第一小ホールで開催され、クラシックファンらがドイツ音楽史が誇るもっとも豊かで優雅な調べを満喫した。

 今回は「イヴローニュ with ドイツ音楽」をテーマに、ベートーヴェン、その師ハイドンを中心に、ドイツ音楽ばかり4曲をとりあげた。トリオ・ソナタ・ハ短調、ディヴェルティメント、ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調、六重奏曲変ロ長調を演奏。アンコール曲もブラームスのハンガリア舞曲1番が演奏された。来場者たちは、バロックから古典を経て、ロマン派にいたるドイツ音楽の豊かな変遷を楽しんだ。

 このアンサンブルは、1998年結成。フルート、オーボエ、クラリネッット、ホルン、ファゴットで編成される木管五重奏を中心に活動している5人。メンバーそれぞれが、高度なテクニックを持ちながらも、それに偏重することなく、木管アンサンブル特有の魅力を表現することを使命として活動。「イヴローニュサウンド」と呼ばれる重厚な響きと情熱的な旋律美を併せ持つことに成功している。

 メンバーは、東京芸大や武蔵野音楽大の卒業者で、香川県出身者はフルート兼間達郎さん、クラリネット石川幸司さんの2人。それぞれ同世代に近く、国内各地で音楽活動をしている仲間たち。「イヴローニュ」とは、フランス語で「酔いしれる」が語源。演奏も聞き手も「イヴローニュになるほどに!」とのこと。

 約2時間の演奏は、客演の女性ピアニスト・田渕涼子さんの美しい音色と相まってすばらしく、聴衆はまさに酔いしれているようだ。連休の開催や宣伝不足ということもあって来場者は100人たらず。「もっと多くの人に来てもらえたらよかった」と残念がる声があちこちで聞かれた。
(坂東 玲子)
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