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メタセコイアに抱かれて歌う

2014/05/21 10:02:06
メタセコイアに抱かれて歌う
 高松市塩江町上西のNPO法人奥塩江交流ボランティア協会(大西佑二理事長)は、住む人と訪れる人とが交流できる料理教室「まんぷく会」を毎月開いており、食後に行われる「今月のステージ」も参加者から好評を博している。

 5月のステージが、このほど元上西中学校跡地のモモの広場で、木漏れ日あふれるメタセコイアの下で行われた。塩江町出身で同市一宮町在住の和泉幸弘さん(66)がサックス奏者・青木精一さんの柔らかい音色にのせて三橋美智也節を熱唱、70人余りの参加者を魅了して拍手喝さいを浴びていた。

 三橋美智也の「りんご村から」「哀愁列車」に始まり、全部で12曲。和泉さんは古里・塩江を題材に曲作りに励んでいるそうだが、今回5曲目になる「ここは塩江 いで湯町」を披露した。塩江の魅力を自作の歌に込めて発信し続けている。

 目を閉じれば和泉さんの歌声は「えっ、三橋美智也が歌っている?」と思いちがいしそう。それほど声もこぶしもそっくりに聞こえる。不思議だ。いただいた名刺の肩書に目を凝らし、またまた驚いた。

 そこには「全国三橋美智也みちや会会員」「三橋美智也を歌い継ぐ会 高松ねむの木支部支部長」とある。興味津々で「なぜ、三橋美智也さんですか」と。和泉さんは青年のように目を輝かせて言った。「小さい頃、そう、小学2年生の頃から三橋美智也が好きになり、以来美智也節に傾倒。特に高音の歌が好き」という。

 地元住民に聞くとメタセコイアは中学校の講堂が建てられた1956年に植えられたそうだ。ちょうど和泉さんが三橋美智也に興味をひかれ出した時と同じ頃。青々とした元気なメタセコイアと若々しい歌声の和泉さんは、今そろって古里塩江の地に立っている。

 最後に参加者も飛び入りして「青い山脈」を全員で合唱。メタセコイアの枝葉を揺るがすほどの楽しいステージは約50分で終演した。
(野網 則子)
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