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絶滅危惧種クマガイソウ咲く

2014/05/08 14:50:51
絶滅危惧種クマガイソウ咲く
 まんのう町の民家で、香川県の絶滅危惧(きぐ)種T類(環境省では同U類)に指定されているクマガイソウが静かに咲いている。

 同町塩入地区の知人からずいぶん前に譲られたものとか。この知人もまた、徳島県の山間地に住む山野草好きの人から三十年以上前にもらったと言う。
 ラン科・アツモリソウ属のクマガイソウは、長径約20センチの扇形の葉を対生するように2枚付け、その間から伸びた茎の先に1輪の花を横向きに咲かせる多年草。

 花(膨らんだ唇弁)の形が、昔の武士熊谷直実(くまがいなおざね)が背負った母衣(ほろ)に似ているところからクマガイソウという名前が付いたと言われている。

 地下茎が横にはい、山地の樹林下などに群生することがあるが、生育地の自然遷移、森林開発、盗掘などで減少。今では絶滅の恐れがあるとか。
 
 絶滅の危機を知るや否や、美しい花を咲かせて家人らを楽しませてくれるクマガイソウ。来年もまた再来年も「癒やしの花の姿をみせて欲しい」とは、愛でる人たちの願いであろう。(香川 佳子)
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