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箱浦小で閉校記念演奏会

2014/02/14 15:30:05
箱浦小で閉校記念演奏会
 三豊市詫間町、箱浦小学校で2月10日、本物の芸術体験の一環として、オーストリア音楽の都ウィーンから、弦楽四重奏団パシフィック・カルテット・ウィーンを招いた閉校記念演奏会が開かれ、児童たちが鑑賞した。

 同校は、風光明媚な海のそばで小高い山の中腹にあり、3月で閉校になる。児童たちが本物の芸術に触れ、体験することで感性を養い、情操教育に役立てるようにといろいろな本物を企画し、今回で最終回を迎えた。

 平川律子校長(58)は「高瀬悠太さんが音楽で夢を実現して、世界で活躍している姿を見て、広い視野を持って羽ばたいてもらうというねらいもある」と言っている。

 弦楽四重奏は、バイオリン2人、ビオラ、チェロの奏者4人で構成されている。第1バイオリンは、代表者で横浜出身の高瀬悠太さん(30、母親が観音寺市出身)、第2バイオリンは、スイスのエスター・マヨールさん、ビオラは、台湾のチンティン・ファンさん、チェロは、スイスのサラ・ヴァイレンマンさん。4人とも輝かしい経歴の持ち主ばかりで、ウィーンを拠点に世界各国で演奏活動しているほか、ウィーンの国営テレビにも出演している。

 演奏曲は、モーツァルトの「ディベルティメント」、ドボルザークの「ユーモレスク」、ボッケリーニの「メヌエット」など全5曲。各曲の初めには、国や作曲家などがよくわかるように地図やスクリーンを使って丁寧に解説が行われ、クイズを盛り込んだ楽しいトークもあった。

 高瀬さんは「閉校しても、みなさんの心の中で生き続ける箱浦小学校であるように」と、箱浦小学校の校歌を特別に、弦楽四重奏にしてプレゼントした。

 1回目演奏鑑賞の後、2回目には、演奏に合わせて児童全員が大きくきれいな声で校歌を合唱。教師や父兄も一緒に歌い、演奏と歌声で会場が一つになり、感激で泣いている人もいた。

 児童たちからは、お礼に色紙で作った首飾りを4人のひとりひとりにかけて花束を贈り、全員でステージに上がり、ハンドベルで校歌を演奏しプレゼントした。

 パシフィック・カルテット・ウィーンは、わずかな来日滞在中に、西讃地区の学校や病院、市役所などで精力的にボランティア活動をし、2月16日には三豊市文化会館のマリンウェーブで、2月19日にはサンポートホール高松で、コンサートを開催する。(田井 あい子)
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