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僕の私の夢乗せた紙飛行機

2013/12/24 10:53:22
僕の私の夢乗せた紙飛行機
 高松市塩江町上西の上西交流館・モモの広場で12月20日、上西小学校(日下哲也校長)の全校児童7人が、地域を超えて交流するグループ「まんぷく会」(大西佑二代表)に招待され、域内外から集まった30人余のボランティアと年末恒例の餅つきを楽しんだ。

 その後、児童がオレンジ色の体操服でステージに並んだ。少し緊張気味の4年生・出原弘貴君(10)が、餅つき大会のお礼の言葉を大きな声で言った。いよいよコンサートの始まりである。

 最初に2年生から6年生全員で「ぼくの飛行機」の合唱だ。低学年の児童は上級生に負けないよう、一生懸命に口を開く。歌い終わると手に持っている紙飛行機を聴衆席に向けて飛ばした。

 歌詞にある「大空に翼を広げて飛んで行く 僕たちの夢乗せて〜」は、子どもたちのメッセージのようである。紙飛行機がステージとフロアの垣根を一瞬に取り払い、交流の輪が幾重にも静かな渓谷に広がっていく。

 コンサートは、合唱やリコーダー演奏を学年ごとに児童が紹介して進められ、出原君が芸名を「ひろぞう」と名乗って落語を熱演した。演目の一つである「桃太郎」を語り「仁」「智」「勇」という三つの徳をユーモアあふれるしぐさで説いた。盛りだくさんのプログラムに聴衆は惜しみない拍手喝さいを送り最後は館内全員で「ふるさと」の合唱で終演した。

 同小学校は、2015年度(平成27年)に同じ町内にある他の2校(塩江、安原)と統合され移行される予定である。ステージへ温かいまなざしの日下校長は「統合校への移行を見据えて今年度から複式学級を解消して学年ごとの学習をしている。現在も3校合同で運動会、宿泊学習、修学旅行などを行っている。児童も幼稚園時代は一緒に過ごした仲間たちだから」と安堵の様子で微笑を浮かべている。

 大西代表も館内を見回しながら「子どもたちが、こんなに多くの人たちが上西の良さをわかってくれて応援してくれていることを知り、自分たちの住む上西に誇りをもってほしい」と希望を話した。(野網 則子)
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