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地域の絆は勤労奉仕から

2013/12/02 10:36:32
地域の絆は勤労奉仕から
 高松市円座町にある元郷社廣旗神社境外末社の1つ、西村の荒神社で11月30日、西村自治会(中谷義則会長)が住民総出で境内のコンクリート打ちを行った。

 生コン車からコンクリートを運ぶ人、こてで平らにする人、周りに立って指図をする人、久しぶりの雑談に花を咲かせる女性たち。老若男女たちの楽しそうな勤労奉仕は2時間ほどで終わった。

 住民たちが口々に言っていた。「役に立たなくてもいい、こうして出てきて顔をあわせることが大事なんだ」と。

 企業の社宅や田んぼに囲まれた50平方メートルあまりの小さな敷地に、ぽつんと建っていた傷んだ木造の荒神社の祭神は御歳神さん、西隣に鎮座する祠は地神さん。どちらも五穀豊穣(ほうじょう)と地域の安全を祈願する神様として住民の崇拝を集めている。特に、地神さんは先人から受け継いで毎年、春と秋に輪番で祭りをしており、より身近な存在でもある。

 しかし、近年宅地開発が急速に進み境内の行く末が案じられ、開発業者に西村自治会に残してくれるよう懇願していたところ、約1年前に希望が実現した。自治会の宝物になったお社の修繕と境内に茂っていた雑木や草を取り除くなど、住民は何度も勤労奉仕を重ね、プレハブ倉庫も移築して防災用具も収納した。先ごろ、西村地区で避難訓練も行い、活発な活動が続いている。

 今回のコンクリート打ちで境内は見違えたように広くきれいに見える。地域住民の絆は、計り知れないパワーを生むようである。(野網 則子)
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