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手袋をデザインしたネクタイ人気

2013/09/06 10:08:32
手袋をデザインしたネクタイ人気
 手袋全国シェア日本一を誇る東かがわ市は、手袋の市として、防寒(革、ニット、ジャージ、UVなど)スキー、オートバイ用、さらに野球やゴルフなどアスリートに合わせた手袋を生産し、そのデザイン、機能性も日々研究、開発し職人技を駆使し多様な用途で親しまれている。

 その手袋発祥の地を一人でも多くの人に知ってもらいたい。香川県は、うどん県として、うどんをPRするネクタイがあることに着目。「手袋をデザインしたネクタイも考案したらどうだろうか」と、どこからともなく多くの声が上がっていた。

 その声を受け、東かがわ市湊の日本手袋工業組合が立ち上がり、前局長の角昌五郎氏が中心となって、日頃身に着けるネクタイに手袋の図柄をアレンジし、デザインを考案、京都西陣とタイアップして、絹100%の上品で奥深い色合いのエンジ、紺、ゴールドの3色が誕生した。それを当初、同市三本松の十和デパート内に設けたアウトレット店(2009年6月〜2012年3月末)で販売を開始した。

 同組合は、2009年6月1日、同市湊の東かがわ市役所西隣駐車場北側に、新しく事務所をリニューアル。それと並行して、同組合内に手袋業界悲願の「香川の手袋資料館」をオープンさせた。

 そして、2012年4月には、同組合内に手袋アウトレット店もオープンさせた。そこで使われている陳列棚は、すべてダンボールでできており、地元企業の富士ダンボールが製作したもの。同店には、手袋やバッグなど地元の製品が50〜90%の格安で買うことができる。店に入るとすぐにネクタイが、目に飛び込んでくる。

 新たに大原正志事務局長の発案でネクタイのデザインをアレンジ、その中に手袋だけでなくカバンを追加。さらに、全体にドットマークを配して雪の印象を織り込むことで、手袋とカバンが鮮やかに浮き上がり、落ち着いた高級感のあるネクタイが誕生した。パープル、ネイビー、淡いイエロー、グリーン、シルバーなどの新色を追加、全部で8色となり、シチュエーションや季節に合わせて選べるようになった。

 春から販売を始めたが、広島県など県外や県内の団体客など多くの人が訪れ、家族だけでなく知人らへのお土産としても、大変な人気を集めている。また、ネクタイのピンバッチは手袋の5本の指を5色のオリンピックカラーでデザインし、「東京でオリンピックが開催できるように」との願いが込められているという。

 大原事務局長はじめ、藤井秀城市長、上村求副市長ら市職員や企業など多くの人が、常にこのネクタイを愛用し、市を挙げて手袋の市・東かがわを紹介し、さらなる手袋の発展を願っている。

 大原事務局長は「ほかにないデザインと京都の文化が融合した心のこもった美しい本組合ブランドのネクタイを多くの人に愛用してもらい、世界一の手袋の産地東かがわ市をいつまでも心に留めていただきたい。また、このネクタイは、一度使うと素晴らしいフィット感に満足していただき、手放せなくなります」と、目を輝かせながら語る姿に手袋産業発展への熱い思いがひしひしと伝わってきた。(永峰 絹江)
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