天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

飢きん救ったリョウブの葉

2013/07/24 10:18:58
飢きん救ったリョウブの葉
 まんのう町七箇の県営満濃池森林公園に昔、その葉が飢きんを救ったという、リョウブ(令法)が白い小さな花を無数に咲かせている。樹高は2、3メートルから数メートル以上あるものも幾本か見られる。

 リョウブという変わった名前は平安時代、若葉を食用としたり、ゆでて乾燥保存。飢きんの時に米などの穀物に交ぜて炊く救荒植物として貯蔵するよう、法令で定めたことから付いた名前といわれている。

 乾燥葉だけでなく、新芽を入れて炊いたご飯もリョウブ飯と言って食べられるとか。キャンプの時、試食してみた人が「おいしくも、まずくもない。個性のない味だから食べられるのだろう」と言ったそうだ。リョウブが昔、飢きんに備える食料になっていたなど、今の人たちには想像もつかないことだろう。

 日差しの強い、石ころだらけの山道だが、緑に茂る葉と白いリョウブの花が、時折吹き渡る緑風と相まってさわやかな風情を醸し出している。(香川 佳子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.