天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

初夏の闇夜に舞うホタル

2013/07/08 10:46:36
初夏の闇夜に舞うホタル
 先日、友に誘われて夜のさんぽがてら「大野ホタルまつり」に出かけてみた。今年で3回目になるそうで、大野の良さを広く知ってもらおうと平成21年7月に大野ホタル保存会を設立。大野コミュニティ協議会と保存会が中心となって自然回復や河川の浄化活動を行ってきた。

 お祭り会場の香東川河川敷では、大野のホタルキャラクター「まめホタちゃん」のオブジェがお出迎え。ステージイベントや縁日バザーもあって、私たちはお好み焼きと氷イチゴでちょっと腹ごしらえ。

 だんだんと日も落ちて、辺りも暗くなってきたので、おもむろに持参してきた懐中電灯を取り出して、ゆらゆらと道を照らしながらホタル観察のため香川中央高校北西の竹林出水(たけばやしですい)まで友と歩いた。

 今まで夜道をこうして歩いたことがあったかな?などと思いつつ、心地よい夜の風に吹かれながら、トロトロ歩いて10分くらいたっただろうか…。目的地竹林出水に到着。大野小学校と香川中央高校で飼育してきたホタルが、緑色の光を放ちながら、ふわりふわりと暗闇に浮かび上がり、幻想的な光景を醸し出していた。

 友も私も、初めて観るホタル。初夏の闇に光るそれは子孫を残すために生きた自然の光を一生懸命輝かせながら飛び交っている。時折、道を通る車のライトが、それを遮り、見えにくくなることもあったが、素朴で温かいお祭りを楽しむことができた。

 地域住民手作りのお祭りと小さなホタルの光が相まって、心の中にもポッと灯りがともるようなひとときだった。「地域資源を生かしたまちづくり」を目指して地産地消の「手作りおからかりんとう」に続き、ホタルの里「大野ホタル祭り」も地域の活性化につながっていくことを願っている。
(田口 敦子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.