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日の目見るお雛様たち

2013/04/19 14:29:15
日の目見るお雛様たち
 生きていたら112歳になる、故義母のお雛(ひな)様が今、まさに日の目を見ている。心なしかうれしそうなお内裏様とお雛様。

 琴平町新町の町立ギャラリー・ACTことひら(大西一成館長)で開かれている第7回「こんぴら雛祭り展」の一隅、雛段の最上部の台畳の上にお二人が、静かに座っている。

 と言うよりも、「同館前に立てられた同展の案内用立て看板=写真=の写真に穏やかな姿を見せている」と、言った方が分かりやすいかもしれない。

 長い間飾られることもなく、箱の中で眠っていたお雛様たち。「ある期間だけしかお披露目する機会のない雛飾りに、再びの出番を!」と、いう大西館長の想いから始まった同展で、日の目を見ることになったのだ。

 今展の開始日は、四国こんぴら歌舞伎大芝居の開始日に合わせた4月6日だった。「全国から歌舞伎見物に来た人たちにも、見てもらえるかもしれない…」からとか。

 大西館長によると案の定、第4回展の時、芝居見物の傍ら同展を見た宝塚市の人が「次回展には、自分のも出して欲しい」と、雛を持参して来たこともあったそうだ。

 今回も、「旧歴3月3日に当たる4月12日に同芝居の役者市川門之助(瀧乃屋)さんが雛祭り展を見に来てくれた」と言う。

 今回展では、町内外の三十数人から持ち寄られた約800体の雛人形たちが日の目を見ることになる。こんなに多くの人形などが一カ月もの長期間、一堂に会することは非常に珍しいと思う。

 ♪ヤットコ ヤットコ 繰り出した…人形の兵隊勢ぞろい…フランス人形も飛び出して 笛吹きゃ太鼓がパンパラパン…♪。あの「おもちゃのマーチ」の歌のように、お雛様たちが夜になると段上から飛び出し、楽しい交流シーンを繰り広げているかもしれないなぁ。

 ありがとう、よかったね、お雛様たち。 同展は5月6日まで。(香川 佳子)
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