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シバザクラ富士満開

2013/04/19 10:22:22
シバザクラ富士満開
 東かがわ市帰来の森本芳明さん(60)と妻の八代美さん(61)が、毎日毎日足を運び丹精込めて育てたシバザクラが、今約500坪の広さで満開に咲き誇っている。

 口づてに耳にした多くの人たちがひと目見ようと「シバザクラ富士」を訪れている。ピンク、パープル、白などジュウタンを敷き詰めたような、その美しさと広さは見事。一角にはチューリップやアヤメ、フユシラズ、サツキなど数多くの花が散りばめられており、ゆっくりと観賞できるように枕木で作ったいすを配置し、足元は歩きやすいように和芝を敷き詰めている。頂上からは一子島、二子島が見え、最高のロケーションをゆっくりと楽しむことができる。これらには、森本さん夫婦の温かい工夫が込められている。

 この場所、以前は40〜50年ほどクリ畑だったが、枯れたり、折れたりして維持も限界に達していた。そこで、7年ほど前から芳明さんがクリの木を取り払い、そこに八代美さんがシバザクラを植え始めた。

 深さ約20センチ、直径約15センチの穴を掘り、化学肥料を入れ、苗を入れ、掘った土を戻して植えつける。斜面は、雨の時に土が流れないよう金槌でたたいて固める。特に、斜面は土が落ちるため、板をユンボで支え、そこに土を置くなど夫婦の長い試行錯誤の作業で出来上がったものだ。

 そこからは、寺に続くミニ八十八カ所があり、芳明さんは、3年から5年計画で訪れた人が通りやすいように、遊歩道の整備と周辺の斜面も切り開いた。シバザクラは、さらに広く広がり、「寺へ続く道が完成すると、訪れた人にもっと楽しんでもらえる」と夢を膨らませている。

 エントランスを通り抜けると、芳明さん手作りのレストルームがあるが、その建物ではバーベキューも楽しめるようになっている。

 今満開を迎え、花は来月初めごろまで楽しむことができるという。道は人に優しいスロープになっており、森本さんご夫婦の温かさが伝わってくる「シバザクラ富士」となっている。(永峰 絹江)
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