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美しい里山を次世代に!

2013/03/25 10:53:29
美しい里山を次世代に!
 高松市西山崎町、岡本町、国分寺町、中間町地内の堂山と六ツ目山周辺の保全と景観の復活を目指す「いざ堂山を守る会」(田井三智夫代表)は3月21日、堂山(標高304メートル)の5合目一帯に、ウメ、ハナモモ、サクラ、ヤマモモなどの苗木73本を植えた。

 地元の上所下・上各自治会と里山愛好家グループ「堂山で日の出を愛でる会」(尾方敬志会長)の会員のうち60〜70代中心の有志60人が互いに力を合わせて1本1本丁寧に植え支柱をしっかり結んでいた。

 事前に綱敷神社登山道1合目に運ばれている苗木を一番の難所、急勾配の5合目まで400メートルほどを運び上げなければならない。根回しした苗木は1本の重さが10キロを超えるものも多く、参加者の額には大粒の汗が流れている。

 作業は、上所下自治会の有志らが1週間以前から支柱用竹の用意や各苗木の植栽位置決めなどの準備をしていたのでスムーズに運び2時間ほどで終わった。整然と植樹された山肌を見上げる参加者の顔には充実感いっぱいの笑みがこぼれていた。

 5合目周辺の植樹は昨年に続いて2回目。四季折々に花が楽しめるよう開花時期をずらした品種を選んだり、将来果実も楽しめるような品種を選んだり苗木選定に工夫が見られる。ボランティアの1人が「20年もすれば、ここら一帯は美しい自然があふれ、おいしいヤマモモもいっぱい実るでしょう。そのころまで…」と、語気を弱める。どっと笑いが起こった。きっと参加者の心には、自分たちの奉仕活動は次世代に美しい自然いっぱいの里山を…と去来したようだ。

 「いざ堂山を守る会」は、2009年度・高松市「いざ里山」市民活動支援事業に登録され、12年度まで補助金の交付を受けた活動。植樹活動は10年度から毎年行い、今回が最後の3回目となるが、田井代表は「活動は今後も継続されることになります。さらに皆さんのご協力をお願いします」と呼びかけ、古里の里山への思いを託した。(野網 則子)
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