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地域の力で5歳児勝賀山登山

2013/01/21 10:37:35
地域の力で5歳児勝賀山登山
 高松市鬼無町で1月16日、勝賀山5歳児登山実行委員会(波多等会長)が、今春新1年生になる鬼無幼稚園と鬼無保育所の園児を対象にした「5歳児勝賀山登山」を行った。毎年恒例の行事で今回が7回目。

 絶好の登山日和の中、全園児53人(幼稚園19人、保育所34人)が標高364メートルの勝賀山に登頂した。

 同町の佐料自治会や山林財産区、勝賀城跡保存会ら地元住民に、同実行委員会が事前に募集した応援隊が地域内外から加わり、総勢70人を超える人たちが登頂をサポート。

 午前9時、「いぬ」「さる」「きじ」「たぬき」「きつね」の5班に分かれた園児らはサポーターとマンツーマンで手をつないで同保育所を出発。途中、登山隊列順をずらして先頭を交代しながら約2時間で勝賀城跡に到着した。

 天狗松の展望台から持参した手鏡に太陽光を反射させて園舎と交信したり、北端曲輪から高松市街地の眺望を楽しんだり、城跡内を駆け回ったりと、園児たちの元気な歓声が冬の山に響く。

 一方、大人たちは同保存会の今岡重夫さんから勝賀城跡の遺構や例年8月に行われる佐料地区の「りゅうごん祭り」など地域の文化史跡について詳しい説明を受けた。

 山上交流の最後にサポーターで参加している香川民俗学会会長、谷原博信さん(73)が民話「桃太郎」にまつわる伝説を披露、子どもも大人も全員が熱心に聞き入っていた。

 5歳児勝賀山登山が地元住民ら多くのボランティアに支えられて事故なく無事に終わり、登山の先頭リーダーを担った泉保重雄さん(鬼無町)は安堵の面持ちで「現在の鬼無小学校6年生が年長児だった時から始めた登山、これからは小学校全児童が勝賀山登山を体験したことになる」と話す。子どもたちが郷土の文化や歴史に触れ、異世代間交流もできる同登山の成功裏には地域住民の結集された大きな力が見えた。(野網 則子)
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