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高齢者が地域支援学ぶ

2012/10/22 11:54:05
高齢者が地域支援学ぶ
 まんのう町生間のまんのう町役場仲南支所で10月17日、「高齢者による地域社会活動支援事業」セミナーが行われ、同町内の単位老人クラブのリーダーや今後活躍が期待される若手たち約90人が受講した。

 高齢化が進む現在、県では介護保険制度をはじめ福祉施設や各種情報をホームページなどで紹介しているが、IT機器などから情報を入手できる高齢者はまだ少ない。

 そこで、県老連(香川県老人クラブ連合会)が県受託事業として、高齢者に関する制度や各種施設、相談窓口などの紹介冊子「高齢者の暮らし情報」を作成。老人クラブのリーダーらがそれを使って一人暮らしの高齢者などに情報伝達をしたり、諸活動の折に活用することで、「高齢者による地域社会活動支援事業」を進めようというもの。

 県老連役員の溝淵之治(ゆきはる)さんが「老人クラブの役割」について講義。高齢化率が高まり、21世紀は高齢者の世紀となる。高齢者同士の絆を深め、外国人も感心する(東日本大震災、助け合う姿)日本の美風は守っていかなければならないこと、第二の人生観の確立などの話をした。

 老人会に求めることとしては、「死ぬまですることがある、いつでも話せる相手がいる、ホッとする場所(サロンなど)があること」などが挙げられていた。

 続いて、高松市仏生山町、ばら長寿会の寺岡洋会長から「活動する単位老人クラブ」の先進事例発表があった。広報誌「ばらクラブだより」の定期(毎月)発行、ふれあいサロンやミニ文化祭、ミニスポーツ大会、うどん教室、パソコン教室、認知症教室の開催など、受講者らはニーズに合わせた多くの取り組み発表を、熱心に聞いていた。

 また、香老連健康づくり推進員で健康運動実践指導者平井禎子さんによる、いすに座ってするリハレク体操「ああ人生に涙あり(水戸黄門主題歌)」「通りゃんせ」などを体験、健康長寿を保つ運動例を学んだ。

 2011年、厚生省の推定による平均寿命と健康寿命との差は、男性で9・22歳、女性12・77歳とか。この差の期間、男女平均各11年間は「不健康の期間」で要介護期間とも言えよう。

 「老々介護」という言葉があるが、受講者らは老人クラブ員同志が互いに声を掛け合い、助け合って相互の絆を深めていき、孤独死や虐待などのない「高齢者による地域社会活動支援事業」の大切さを再認識していた。                                      (香川 佳子)
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