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熊丸みつ子さんが語る「生きる力」

2012/10/15 10:40:14
熊丸みつ子さんが語る「生きる力」
 高松市円座町の香東中学校(蓮井善視校長)と同PTA(亀山和雄会長)は10月12日、体育館で福岡県子育てアドバイザーの熊丸みつ子さんを講師に迎えて「思春期を歩むすてきなあなたたちへ伝えたい〜命のこと心と身体のこと〜」と題した生徒と保護者対象の教育講演会を開いた。

 全校生徒669人と教職員、保護者らが午後2時からの開始時刻を待つなか、突然入り口に元気いっぱいの足取りで現れた熊丸さん。男子生徒に声をかけ頭をなでながら演台に向かう熊丸さんのパフォーマンスに「うわっー」「うおっー」の驚きの声があがり、大きな拍手で歓迎した。

 熊丸さんは開口一番、生徒に「大人と子どもの真ん中にいる君たちは一番むつかしい思春期なの。むかつくことも反抗することも順調な成長の証、『順調』よ」と呼びかけた。さらに教職員や保護者らに「怒ったり悩んだりいらいらしたり、すべて『順調』な気持ちの表れです」とメッセージを送ると、会場は緊張がほぐれて一変、和やかな雰囲気で始まった。

 講演は「自分の命も友だちの命も大切」「いじめはいじめた時もいじめた後もつらさが残る」「男子と女子の体のメカニズムと発達の違いから異性を思いやる気持ちが大切」など内容は多岐にわたり、身振り手振りのユーモア溢れる語り口に引き込まれた生徒らは微動だにせず、熱心に耳を傾けていた。あっという間に100分の講演は終わった。

 3年生の中川琴音さん(14)と奥田佳名子さん(15)はそれぞれに「普段の講演会と違って面白かった。お母さんから笑顔をもらい、自分は甘えているなぁとあらためてわかった。熊丸先生のような大人になってたくさんの人に笑顔と優しさをあげたい」「事例をあげて教えてくれた間違った男女交際のこと。今までは別世界のことと聞き流していたが、熊丸先生に実態を教えてもらい、大切な自分の体を守っていかなければと思う」と感想を語った。帰路に着く小学生と幼稚園児を持つ女性も「心に安心感を与えてくれた」と感慨深げ。地域に染み込んだ講演会だった。                                    (野網 則子)
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