天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

きびきびと消防訓練発表

2012/09/27 12:29:27
きびきびと消防訓練発表
 高松市生島町の香川県消防学校(広瀬義文校長)で9月22日、平成24年度消防職員初任教育生47人による「消防実技訓練発表会」が行われた。

 47人は本年度、県内の1消防局、7消防本部に採用された若者たちで、10月からは「消防士」として該当局や該当本部に配属される。

 新消防士たちはさわやかな秋空の下、4月から6カ月間、厳しい実技訓練を重ねてきた成果を満身の力を込めて発表。

 この日は、部隊訓練、消防活動訓練、ポンプ車操法、ロープ訓練、一斉放水訓練など全8種目の実技を披露。終始きびきびとした態度で仲間たちと声を掛け合い、協力しながらの実技発表だった。

 高所から脱出できない人たちをロープを使って救助するロープ訓練はスリル満点。建物の間に張られたロープを上向きや下向きになって渡ったり、建物の上階から下階へ、下階から上階へ移ったりして閉じ込められた人を救助。地面に下ろし、人工呼吸を施して救急車で搬送するなど、手に汗握る活躍ぶりを見せた。
 
 一斉放水も見事だった。同校の訓練塔(約35メートル、12階)をビルに見立てると、その最上階までにも届く直立放水。それを交差させた放射状放水などは、見学者のほとんどが初めて見る技法で「すごい!」と、驚き、高層ビル消火にも十二分に対応できる安心感をもたせた。

 閉会式で広瀬校長は、「消防の基礎を学び、素晴らしい姿を見せてくれた。今日の感激を忘れないように。だが、まだ消防人生のスタートに立った所。地域住民の安心安全に備え、今後とも頑張って欲しい」と、温かいエールを贈った。

 発表会終了後、新消防士たちは同校の正門前に整列。半年間、訓練に励んだ彼らの姿をひと目見ようと訪れた家族や知人たちに感謝の気持ちを込め、「有り難うございました!」と、見送った。

 ある母親は「あの子がこんなに成長して、社会のお役に立てるようになったとは」と、目を潤ませていた。                                       (香川 佳子)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.