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機械保全学習講座が好評

2012/09/20 12:23:53
機械保全学習講座が好評
 機械保全の基礎知識を後世に伝え、冷えた地域産業の活性を図ろうと、東かがわ市で初めての機械保全学習講座が、今年6月から毎週金曜日に同市交流プラザで開催され、「即仕事に応用できる」と好評だ。11月まで開催する予定。
    
 この講座は、元ジェイテクト製造技術部技能継承インストラクター高嶋龍男さんと、その補助の元同香川工場製技部秋山裕史さんが中心となって,講座を開設した。

 専門の知識を学び生かそうと市内の印刷、鉄工、段ボール、ベアリングなどの企業で働く人や個人など19歳から60歳代まで幅広い年代層から15人が講座に参加している。

 講師の高嶋さんは、機械の設計だけでなく香川県や奈良県の職業能力開発センターで油圧、空気圧、機械保全、測量などの機械保全の講師を歴任しており、補助の秋山さんは、機械検査や保全、仕上げなど六つの特級技能を取得している卓越技能賞「現代の名工」受賞者でもある。

 講座は、保全知識の習得だけでなくチェーンカッターなど機械の現物を見ながら、分解、切断、使用方法などわかりやすく解説、またベアリングも何種類か用意し、正常と壊れているものの対比やどのような現象で壊れるかなど詳しい説明があった。当初、学ぶのに精いっぱいだった受講者も学習を重ねるごとに、次々と知識を吸収し、仕事に生かすまでにレベルアップしている。

 この講座には、同市湊の富士ダンボール工業から4人が受講。入社5年の日田浩平さん(23)は、社内で機械を使う仕事をしており、上司の推薦もあり講座を受講。「講座に参加して、機械の名前や用途など即仕事に応用できており、今後も自主保全で使っていきます。知識は、知っていて損はないです」と講座の開催に感謝していた。

 また、同社の福田龍也さん(21)は、「講座に参加してから自分の使っている機械の調子もすぐわかるようになってきました。さらにレベルアップしていきたい」と意欲を語っていた。

 同社はISO9001認定取得工場でもあり、 綾芳樹総務課長も「社員の技術力アップにつながっており、出来れば今後も2回、3回と開催していただければ社員を送り出したい」と語っており、個人だけでなく企業などからも講座への期待が高まっている。                                                 (永峰 絹江)
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