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奇形植物はなぜ?

2012/09/10 15:50:33
奇形植物はなぜ?
 奇形植物は、電磁波や送電線、電気機器などから出る超低周波の影響だろうか?

 9月上旬なのに、わが家の庭先では、上の方には赤い実になって来年のお正月を飾る小さな緑色の実が、下の方には2月には落ちてしまうはずだった赤い実が、1本にその両方の付いたマンリョウが2本見られる。

 7月には、6畳間ほどの狭い菜園に、葉の付いたキュウリが相次いで3個、変な形のトマトが間をおいて数個なった。わが家では初めての出来事で、驚かされている。

 ネットで「奇形野菜は電磁波の影響」というEU(ヨーロッパ連合)の研究発表を読んだ。そう言えば50年前、家の改築に併せ、狭いわが家の菜園の中に電柱が立てられた。その13年後には、需要電力の増加に伴い、それまでの2倍の高アンペアトランスに交換された。電柱の位置はキュウリから3メートル、トマトからは1メートル弱、マンリョウまでは十数メートルの所だ。

 またEUは、電磁波は人体にも影響を与え、送電線や電気機器から出る超低周波による小児白血病、脳梗塞、乳がん、流産、アルツハイマーなどのリスクもあると言う。

 さらに、携帯電話でも培養細胞のDNAが切断されることが判明。連続曝露(ばくろ、あびる)でも遺伝子損傷の増加が確認されているとか。

 また、WHO(世界保健機関)も2000年、携帯電話の基地局建設について「学校や幼稚園、子どもの遊び場の近くに建てる際は、特別な配慮が必要」と言う文書を出しているそうだ。

 しかし今どき、身辺にはいっぱいある電磁波。電気機器や携帯のない生活なんて考えられない。まるで仙人の暮らしだ。環境工学の中西準子工学博士も「リスクを管理して使うしかない」と、言っている(2011年)。

 ましてや、素人にとってリスクの管理とは、どうすればよいのか? 全く分からない。「♪ケ、セラ、セラ、なるようになるさ…」と、生きて行かなければ仕方がないのだろうか。

 世界初の広島、長崎の原爆悲劇。これも世界初の福島原発事故の放射能汚染に継ぐ「想定外」の日々がやがて私たちに襲いかかかるのだろうか。

 「深くは知らない方がいい、ストレスが増すだけ損、どうにもならないのだから…」と、ある人はあきらめ顔で言った。そうかもしれないが…。わが家の奇形植物はなぜ? 単なる偶然か、杞憂(きゆう)に過ぎなければいいのだが。(香川 佳子)
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