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木工教室で宝箱作り

2012/08/08 10:17:53
木工教室で宝箱作り
 涼しい風が時折吹き込む、まんのう町七箇の県営満濃池森林公園の森林学習展示館で8月5日、夏休み木工教室「宝箱作り」が開かれた。

 この日は、同園の高橋秀文所長、高橋成法副所長の指導で岡山県産の香り豊かな杉材を利用した組み立てキットを使い、自分だけの宝箱作りに挑戦した。

 板や鉄板を固定して作業をスムーズに進める木工バイパス、ネジを締めるプライヤー、十字ドライバー、木工ギリ、金づちなどの工具を使用。初めて使うものもあったが次第に上達し「なかなか職人さんにはなれないよね」「でも、物作りは楽しい」などと和気あいあい、窓から聞こえる野鳥のさえずりを耳にしながら「カン、カン、カン!」。「アッ、曲がっちゃったァ」などの声も聞こえる中、作業は楽しく進められた。

 箱を形作る板のパーツにボンドを塗って釘で打ち付け、蓋(ふた)の部分を接続する。上下をスムーズにかみ合わせるため、サンドペーパーでゴシゴシ磨き、金具で両部をつなぐ作業になる。

 ペーパーから出た木粉をボンドで練って作ったコクソと呼ばれる糊。これを板のつなぎ目に埋め込んで滑らかな形にする技も教えられ、昔人の知恵を初めて知って感動する人もいた。

 三豊市高瀬町の梶原千秋さん(61)と同山本町の角田真理子さん(58)は、「マンツ―マンで丁寧に教えてくれた」「普通はここまでは教えてくれんよ」「たかがキット、されどキット。でも、みな少しずつ違う。世界に一つの宝箱。誰にもあげんよ」「これに何を入れようか」などと、楽しい話を弾ませていた。「一番難しかったのは蝶番(ちょうばん、ちょうつがいの意味)づけ。ビスが真っ直ぐに入らなくて、初めはどなんなるやろかと思ったが何とか出来た」と、振り返る。

 これに対し、丸亀市の小学2年生、高橋知義(とものり)君は「くぎを打つのが超楽しかった」と笑顔。「さすがは男の子! やっぱり違うね」と、ほめられてうれしそうな顔をしていた。夏休みの提出作品にもなりそうだ。「来年もぜひ開いて下さい。楽しみにしていますから」が、参加者から出た言葉だった。                                        (香川 佳子)
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