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アマ落語家も地域活性化に一役

2012/06/19 13:10:02
アマ落語家も地域活性化に一役
  NPO法人奥塩江交流ボランティア協会(大西佑二理事長)が、高松市塩江町の上西交流館・モモの広場で毎月開いている男性料理教室・まんぷく会は、料理の試食と食後のステージに域内外の人たちが集い、交流を図って地域の活性化を目指している。

 近ごろ、「今月のステージ」を目当てに参加する人たちも多いようである。6月17日にアマチュア落語家・酔亭藪太郎さんと家造亭艶九さんを迎えて第81回まんぷく会が開かれ、35人が集まった。

 今回、初出演の艶九さんは同交流館の高座が3回目の藪太郎さんと一緒にやってきた。艶九さんの本名は飯干勝美さん(57)=同市屋島中町=で、本職は住宅会社勤め。大学時代からの落語歴は一時中断していたが、2006年に「あ!さぬき落語塾」に出会い再開したそうだ。

 艶九さんが高座から本職を明かして「家造亭」という芸名の由来を面白おかしく話すと、会場は和やかな雰囲気になり一気に舞台と客席の垣根が取りはらわれ、艶九さんの身振り手振りの話術も絶好調。「千の風になって」「川の流れのように」「三百六十五歩のマーチ」を熱唱しながら、体力のいる江戸落語「愛宕山」を演じ終えた。艶九さんは「ここの会場はお客さんが和やかで演じやすい。また呼んでほしい」と満足げに話す。

 真打ちで落語歴25年の藪太郎さんが高座に現れると客席から「待ってました」とばかりに歓迎の拍手が…。藪太郎さんは扇子と手ぬぐいを巧みに使い、見台を拍子木で高らかに打ちながら上方落語「くっしゃみ講釈」を熱演。さらに大きな拍手が客席から送られた。60代の女性は「話の間の取り方がすごい」と興奮気味に話していた。

 大きな笑い声と会場の横を流れる内場川の「ザァー、ザァー」という川音との心地よいコラボが渓谷に漂う梅雨空を吹き飛ばしていくようである。                                       (野網 則子)
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