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厳かに京極高朗公墓前祭

2012/06/04 10:57:54
厳かに京極高朗公墓前祭
 丸亀6代藩主の京極高朗公は、こよなく丸亀を愛し維新後居所は東京という新政府の方針に従わず、一人丸亀の地で晩年を送り、遺言によって玄要寺内に墓をつくらせた。第17回京極高朗公墓前祭が5月4日、丸亀京極顕彰会(橘節哉会長)により同市南条町の臨済宗妙心寺派・泰雲山玄要寺(片桐玄昭住職)で厳かに行われた。

 7代210年余りにわたり、西讃岐は京極家によって統治され今の発展がある。丸亀の礎を築いた京極さんを顕彰していこうと「第63回丸亀お城まつり」が丸亀城のもとで、生駒・山崎・京極家とともに開催された。

 東京都在住の京極家ご長男の京極高澄氏(63)と亜津子様ご夫妻が参加。新井丸亀市長、丸尾多度津町長 両市町関係者、五家老、御子孫ほか、県内外から約60人が法要焼香に参列した。

 続いて多度津藩主、京極高慶公、京極高琢公の墓前祭も行われた。橘会長は「初代丸亀藩主京極高和公没後350年の記念の年です。丸亀の元気を発信し、市民、関係者には軌跡、歴史、歴代の京極さまを誇りに思ってほしい。顕彰会のために南条町の方々が思案しているのには感謝している」とあいさつした。

 ご長男高澄氏は「市立資料館にての寄贈資料を、お手数ですがよろしくお願いいたします。顕彰会の方に感謝いたします」と感謝のことばを述べた。

 20代京極忠高の姫として生まれ21代高和(丸亀藩主初代)と国かえできた丸亀が誇る女性文学のひとり京極伊知子の墓や京極家御西屋敷の墓、京極家家臣の墓にもご夫妻は手を合わせた。

 地元南条町自治会(原田義郎会長)は「常にお墓の掃除に始まり、みんなの和を大切にしていきたい。この日にあわせて総動員です」と、婦人部たち手づくりちらし寿司は、四ッ目紋の容器入り、里芋をお月さんに見立てたオリジナル「京極月菜汁うどん」を高澄氏ご夫妻にも味わってもらった。130食を墓前祭参列参加者にも振る舞った。

 婦人部の原田信子さん(63)は「京極さんは地元の人や子供たちの生活の中に今も生き続けています。」と話していた。

 万治元(1658)年、播州龍野城主・京極高和公が丸亀城主になって以来、7人の藩主のうち5人までは、滋賀県坂田郡清滝の徳源院に墓があるが、6代藩主・高朗公の墓だけが丸亀市南条町の玄要寺境内に墓がある。南北約9メートル、東西約20メートルの土塀に囲まれた中に「従5位京極高朗公之墓」と刻まれた墓石があり、その前に二対の灯篭と鳥居が建つ。門や扉には京極家の家紋が刻まれている。                                      (窪田 利栄)
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