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あそびの学校で泥んこ田植え

2012/05/09 10:34:23
あそびの学校で泥んこ田植え
 まんのう町佐文の水田で5月5日のこどもの日、かがわあそびの学校(竹森康彦代表)が「泥んこ田植え」を実施。県内各地から訪れた約30人の子どもたちが家族らと一緒に、泥土の感触を満喫した。

 子どもらは青く晴れ渡った空の下、竹森代表や父親たちの協力で水田に張った綱の印に合わせ、初めての泥んこ田植えを恐る恐る始めた。

 大きな子らはそれなりに上達していったが、チビっ子たちは悪戦苦闘。ぬかるむ土に足を取られ、尻もちをついたり、しゃがみ込んだり。だがやがて、自分から体をそっと泥の中に横たえる子の姿も見られるようになり、ねらい通り、次第に泥との触れ合いを楽しむワイルドな田植えになっていった。

 「カエル!」「白いカエルだ!」。苗を植え終わって外へ出た時、あぜ道でカエルを発見。2、3本の小さな手がカエルに向かって伸びた。素早いカエルはなかなか捕まらない。やっと手にしたカエルは体中が泥だらけ、だから白かったのだ。「カエルも田植えをしたのかな?」。笑い声が響いた。

 「楽しかった」と、笑顔を見せる丸亀市城東幼稚園年中組の西山一磨(かずま)君は仲良しの安部智紀(ともき)くんと参加。二人とも元気いっぱい、満足げだった。

 一磨くんの母・里佳さんも「普段体験できない泥の感覚を味合わせたかった」と、子どもらに優しい眼(まな)ざしを向けていた。高松市から参加した3歳児の玉木良宣(よしのぶ)君も「また来たい!」と、父・景二さん、母・みさこさんを見上げ、今日の楽しさを伝えていた。

 竹森代表は「米がどのようにしてとれるのか知らない子どもが多い。田植えをして泥の感触や匂いを肌で感じて欲しかった。田植えが初めての子が多く、母親自身もあまり経験がないようだ。8月には刈りとったこの米を皆で食べる。虫たちにも出合える自然の中で、泥まみれになっていろいろな体験をして欲しい」と、あそびの学校における「泥んこ田植え」初開催の思いを語った。

 豊かな自然、泥土の感触、家族らと過ごした「泥んこ田植え」のひとときは子どもたちの忘れえぬ思い出になることだろう。                                         (香川 佳子)
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