天気予報を見る
 
新聞購読申込
TOP > おりーぶ通信 > 記事詳細

おりーぶ通信

エリア

コーナー

過去のニュース

コブハクチョウのひな誕生間近

2012/04/23 17:22:49
コブハクチョウのひな誕生間近
 コブハクチョウのひなが誕生する季節となった。ここ数年、高松市鬼無町と飯田町を流れる本津川の中州でコブハクチョウが抱卵している姿を見かけていた。しかし、今年は、本津川橋付近が河川工事されたため、その中州がすっかりなくなってしまった。

 もう何年も本津川でコブハクチョウを見てきた人の間では、今年はどこで産卵するのだろうかという心配があった。その本津川橋から少し河口へ下ったところに葦が茂った場所があり、今年はそこで抱卵していた。

 「産卵場所が見つかってよかった」とひと安心し、見守りが続いた。「卵は七つ」と確認されていたが、現在三つになっていた。今回の産卵場所は、以前のような中州ではなく、土手と陸続き。見守っている人たちの心配は当たってしまったのか。野良猫、野良犬…。

 足しげく通い、キャベツやホウレンソウなどの差し入れをしている人たちには、まだほかにも心配なことがある。発泡トレーやビニール袋などのごみ。ボロボロになったものや、まだ新しそうなものが散乱している。

 「掃除しても、掃除してもなくならない…」との声。そんな心やさしい人間もいることに安心しているのか、少々は近づいても大丈夫のようだ。この日、カメラを向けて20分ほどたった時、立ちあがって卵を見せて(?)くれた。薄緑色の大きな卵。観察を続けている人の話によると、そろそろ孵化(ふか)するとのこと。

 人間が与えてしまった過酷な環境の中でも、コブハクチョウの夫婦は新しい生命を産み出そうとしている。ゴールデンウイークごろには、ほほえましいファミリーの姿が見られることだろう。                                         (横倉 ゆみ)
▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.