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竹林生かした「かぐや姫プレイパーク」

2012/04/19 11:00:49
竹林生かした「かぐや姫プレイパーク」
 まんのう町佐文に、竹林を生かした総面積3千平方メートルの「かぐや姫プレイパーク」(竹森康彦主宰)がある。

 プレイパークとは、一見無秩序には見えるが、子どもたちが想像をたくましくし、工夫をしながら遊べる「冒険遊び場」としての公園を言う。

 かぐや姫プレイパークは、児童相談所や県庁などで55年間、青少年に関わる仕事に携わってきた高松市在住の竹森康彦さんが、子どもたちの現状を踏まえ、「遊び」の大切さを痛感。妻の実家の竹林を借り受け、子どもたちの「プレイパーク」にしようと、3年前に整備したもの。

 空間に組み合わせた竹の上を歩く「天空回廊」(かぐや姫が天上へ上るのをイメージ)のほか「空中ブランコ」「竹の見晴らし台」「竹ばしご」など、竹を素材にしたものが多い。また、タイヤを3個組み合わせた上をよじ登る「タイヤ三兄弟」、海の浮き、ブイを使った「ブイブイ人形ブランコ」なども見られる。遊具は約30あるが、あえて特別な使用規定や制約はない。

 自然の中で遊びを見つけ、工夫をし、自分の責任で自由に遊ぶ。飛んで、跳ねて、けがをして、体感することを重要としているとか。「子どもにはけがをさせなければいけない。小さなけがを積み重ねて大きなけがを予防する」と言う竹森さん。「危険を避け過ぎる周囲や親の意識を変えなければ子どもたちの本能が損なわれる。だから幼児期からの訓練が大切」だと言う。

 4月15日には休日を利用、丸亀市城辰小3年の須和ひかりさん、1年の栄心君姉弟が母志帆さんと、同小3年の柴田美穂さん、城辰保育所児の美樹さん姉妹が母直子さんと来園していた。

 同級生のお姉ちゃんたちはブランコに乗り「面白い、でも怖―い、止めて!」。だが、次第に上手になり、笑顔で空(くう)を舞っていた。下の子たち、美樹ちゃん、栄心君は驚くほど根気よくタケノコ掘りに挑戦。腰をたたきながらも見事にゲットしてうれしそうだった。

 ほかにも、幾組かの家族連れが訪れ、チビっ子らは竹の階段をこわごわ渡ったり、揺れるブイブイ人形を見て「遊び方が分からん!」と叫んだり。そばで大人の声がした。「自分で考えてみな!」「決まりがないのもいいよね」。2人いた母親? のご名答がすがすがしい竹林に響いていた。

 日本ボーイスカウト善通寺第一団員やその家族ら20人も、タケノコ掘りに汗を流していた。この後、希望者らは昼食作りをし、おいしいタケノコごはんに舌鼓を打ったり、散策や焼きパン作りを楽しんだ。

 遊びとタケノコ掘り、昼食(タケノコごはん)作り、おやつ作り〈焼きパン、ベッコウアメ〉などの体験が個人、家族、グループ、団体などで自由に行える。期間は5月末まで。問い合わせ、申し込みなどは竹森さん〈090(6889)0312〉まで。                                              (香川 佳子)
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