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友枝一族が恒例の祭典

2012/04/06 14:20:51
友枝一族が恒例の祭典
 観音寺市村黒町上の地名船頭所の友枝神社で3月21日、琴弾八幡宮の宮司によって恒例の祭典が行われた。友枝一族7軒が参加、歴史を埋没させずに保存した功績に対して詩吟「友枝家神祠」が奉納された。

 友枝神社には石塚があり、昔から友枝茂一氏(99)宅地内に祭られていた。神社を新しく再建し、祠と記念石碑が建てられ友枝一族8軒で継承していこうと祭典が続けられており、今年で31回目の開催。

 現在は7軒が交代で神事の世話役をしており、「友枝神社 友枝氏子中 昭和57年吉日」ののぼりがたてられ、今年は友枝基義さんと千秋さんが当番。一時は村黒の神社に移そうと考えたが「病気や災いがあってはいけないし、人の屋敷では住みづらいやろう、友枝家に置いておこう」と寄進し合った。

 この船頭所の地名は、昔ここに船頭が住んでいたからだと言う。この人は友枝右近尉橘義政という九州の船頭さんの頭領で、琴弾八幡宮の祭神御魂である琴を宇佐八幡宮から運んできた人である。琴弾八幡神社縁起によると703(大宝3)年3月21日のことで、今から1309年前のこととなる。

 琴弾八幡宮の登りつめた最後の石段にかかる手前広場左側、玉垣の中に一つ「村黒村 友枝源太衛門」と刻みこまれてある。昔から船頭の子孫と名乗る友枝姓一族の者が、毎年琴弾八幡宮の大祭にはお供として召され供奉していたという。

 友枝家神祠
「八幡宗社納琴絃 西海※師結浄縁 白壽田翁此崇祀 祠堂壮潔奏千年」
 八幡宗社 琴絃を納め…はちまんそうしゃ きんげんをおさめ
 西海の※師 浄縁を結ぶ…せいかいのこうし じょうえんをむすぶ
 白寿の田翁 此に崇祀…はくじゅのでんおう ここにすうし
 祠堂壮潔 千年を奏す…しどうそうけつ せんねんをそうす

 「語解」 友枝家…九州 宇佐八幡本宮の船頭の頭領
      八幡…宇佐八幡宮
      琴絃…琴   
      西海…九州
      ※師…船を巧みに操る頭領
      白寿…99歳
      崇祀…崇拝してまつる
      祠堂…神を祀る御堂
      壮潔…厳かで清らかな
(※は竹かんむりに高)                                      (窪田 利栄)
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