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古里の味・そば打ちを体験

2012/03/19 13:47:24
古里の味・そば打ちを体験
 まんのう町塩入の塩入ふるさと研修館で3月16日、初めてのふる里そば打ち体験教室が開かれた。

 同町中山の畑5ヘクタールで、3年前からソバを栽培している人たちのグループ・フロンテイア中山(近石一彦代表)のメンバーが開いたもの。この日の指導は、同グループの近石一彦さんと橋田忍さんが務めた。

 近石さんの「そばは日本の食文化。おいしい食べ方が各地で伝授されている。信州そばや祖谷そばも有名だが、今日はふるさとのそば、自己流もかなり入るが、打ち方を体験してもらい、味わっていただきたい」と言う言葉で始まった体験教室。

 参加者5人は、あらかじめブレンドされていたソバ粉400グラム、小麦粉100グラム(いわゆる二八ソバの分量)をこね鉢に入れ、水を流し込みながらこねていった。

 300グラムの水を半分ずつ入れ足しながら、耳たぶの硬さになるまで適当な量まで入れ、根気よく練り上げるのがこつ。次に麺の丸め方を教わり、手で広げたり丸めて押したりを交互に実習。そばは足で踏まないのがうどんと異なる点とか。

 続いては、麺を四角い形に伸ばす作業。麺の中央部に打ち粉を振りながら手際よく伸ばしたり、穴が空いてしまってこね直して再び伸ばしたり。参加者たちは一生懸命、真剣に挑戦していた。

 最後は伸びた麺を折りたたみ、小間板(こまいた・駒板)と呼ぶ定規を当てながら、重いそば切り包丁で約2ミリ幅に切っていった。各自、指導を受けながら上手に完成。これはお土産に持ち帰ることになったが、近石さんたちが打ったそば(ゆで時間約1分)を皆で試食した。

 竹のざるに盛られたザルそば。こくのあるつけ汁も竹製の椀(わん)に入り、薬味にはダイコンおろしが。「さすが竹の里、器にも工夫があるね」「それにしても、つけ汁のおいしさは?」。その秘密を聞いても黙って笑っていた近石さん。「おいしい、おいしい」を連発しながら笑顔の試食だった。

 後でこっそりお尋ねすると「やっぱり!」。ちょっぴりのイノシシ肉が入っていたとか。食わず嫌いだった参加者の一人は「期せずして、ふる里の味を味わわせてもらった」と、喜んでいた。

 家族とともに、塩入温泉に入湯がてら高松市から来ていた平井武雄さん(64)も「初めは興味本位の参加だったが、また打ってみたい」と意欲を見せていた。

 同体験の希望者は塩入温泉〈0877(78)3363〉、または仲南産直市〈0877(75)1994〉まで。希望者がまとまれば開催する予定もあるとか。                                       (香川 佳子)
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