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若い力で奥塩江を活性化

2012/03/12 11:21:38
若い力で奥塩江を活性化
  高松市塩江町上西のNPO奥塩江交流ボランティア協会(大西祐二理事長)が毎月1回、上西交流館・モモの広場で開催している「うたごえ喫茶」は2年前の2010年1月に、当時香川大学経済学部地域社会システム学科の2年生だった原田理紗子さん、能願晶子さん、田丸裕子さんの3人が、地域活性化研究の一環で立ち上げたもの。

 その後、活動はNPO奥塩江交流ボランティア協会に引き継がれ現在に至っており、2012年2月には、名称が「うたごえ喫茶チャロ」となった。「チャロ」とはブータンの言葉で「友達」という意味。同交流館は仲間づくりに、地域住民の交流の場所としてますます貴重な存在になっている。

 このほど、原田さんと能願さんの2人が、3月24日の大学の卒業式を前に同交流館を訪れ、住民約70人と合唱を通して交流を深めた。今回、東かがわ市での活動のために来館できなかった田丸さんを含めた3人は、それぞれ就職先が決まっており、今春には別々の道を歩むことになる。学生たちにとって今回が最後のうたごえ喫茶となった。

 原田さんと能願さんは「うたごえ喫茶は、大学の講義のような受け身では学べなかったことを自分で考え、実践して学べる現場だった。歌好きが集まるうたごえ喫茶から何か新しいイベントが起こればいいなぁ」と。

 原田さんは、奥塩江の資源を大切にした活性化のグレードアップの研究のために何度も奥塩江に足を運び、住民1人1人から聞き取り調査を行った。「話を聞くことと現場に通うことの大切さを学んだ。これらは社会に出てからも生かせる」と頼もしい。

 同学部・原直行教授が指導している地域研究グループ。卒業後は古里、岡山市の企業に就職する原田さん、まんのう町から高松市内に通う能願さん。奥塩江の自然と地域住民の心が、若者にどのように響いたのか。きっと役立つ時が…。そう遠くはないように思えてきた。                                      (野網 則子)
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