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元気な77歳、紙芝居に情熱

2012/03/08 11:48:20
元気な77歳、紙芝居に情熱
 ボランティアで紙芝居を続け、施設の利用者に喜ばれている小林繁さん(77)=観音寺市高屋町=は「みんな喜んでくれるし、僕も楽しい!」と目を輝かせている。

 観音寺市のメデコポリス観音寺サービスセンター大広間で、30人から35人の利用者を前に毎月1回、紙芝居を披露しており、2月で44回目の訪問。三豊市内の施設訪問は33回と、健康で続けられる喜びを味わっている小林さん。「マイクは緊張するので…」と地声での声色やせりふ回しなどの語りに観客は引き付けられ、静かに聞き入っている。

 紙芝居は1話が12枚から16枚の物語で、合わせて5話を約50分、利用者の反応を見ながら絵を引き抜き、視覚教材としてもやりがいがあるという。交流を終えた小林さんの額には汗がにじんで紅潮していた。

 今回の演題は「竜のおさんばさん」「お百姓さんとめうし」「ぬすびととこひつじ」「わにがめんどりを食べないわけ」「四国にきつねがおらんわけ」の5話の上演だ。

 西日本放送・蓮井孝夫アナウンーサーが指導していた市の講座で朗読実習を受け、読み聞かせをしていたが、「お年寄りにはビジュアルな方が良い」と紙芝居を始めた。

 最初は紙芝居をそのまま演じていたが、そのうちに大と小の木枠を小林さんが手製で仕上げ、さらにデザインも考えた。「H.19.8.6.」と記し、かつて屋外のイベントでは自転車の荷台に木枠を乗せて参加したこともあったが、現在は屋内の施設のみで行っている。

 紙芝居の物語も尽きると各図書館を探し歩く。「とちると興味が半減するので…」と、一つの物語を平均5〜6回は読んで本番に備える。

 これまでに大きな手術をしたことがあり、「健康だからできるのか、やっているから健康なのか、それはわかりません。やるから楽しい。そして僕も楽しい!」と小林さん。

 勤めていた40歳後半から65歳までは県内のマラソン大会に参加して実績を積んできたが、以降は日常自宅近くで5キロ、また江浦草(つくも)山への2時間速足ウオーキングを30年間続けている。

 「紙芝居は復活しており、松山での全国大会などで演じ方を見てはいるが、ボクのやり方でお年寄りが泣いたり、笑ったりしてもらえればいい」と施設での紙芝居と三豊総合病院で週4日のボランティア活動に頑張っている。                                     (窪田 利栄)
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