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酒蔵開きで日台交流

2012/02/24 10:12:24
酒蔵開きで日台交流
 観音寺市本大町の川鶴酒造(川人裕一郎社長)で2月11日、恒例の蔵開きが行われ、県内外から訪れた1400人に新酒のしぼりたてが振る舞われた。
 
 今年は日本台湾民間交流として黄黛那さん(46)たち10人が訪れ、酒蔵「鶴鳴館」で地元の人や参加者たちと一緒に新酒の鏡開きに参加、日本の伝統的酒づくりの工程を見学した。

 「台湾のお酒とはお米が違うので、ちょっと違う一番しぼりは女の子にふさわしいのかな…」と味わい合った。女性5人には地元の人からミニサイズの讃岐の伝統工芸「かがり手まり」がプレゼントされた。
 
 黄さんは1993年、台湾から厚生省(当時)の通訳で来県したのが縁で、川人洋造会長(71)=5代目、前社長=と交流がある。川人会長は「昨年は黄さんのおかげで歴史的人物を訪ねることができました」と19年前の芳名録に目を通しながら日台の交流に思いを馳せていた。

 「日本統治時代(1895〜1945年)水の恩人として『台湾での農業水利遺産と日本の土木技術者』として崇められている地下堰堤の鳥居信平氏(1883〜1946年)=静岡県袋井市生まれ=と、烏山頭ダムの八田與一氏(1886〜1943年)=石川県金沢市生まれ=を通して日本人に尊敬の念を抱いており、八田與一氏の家族が住んでいた官舎も復元され公園もできています」という黄さんたちと川人会長の日台交流話に「偉大な先人たちがいたことを知らなかった」「初めて聞いた…」と参加者たちは歴史の認識をしていた。

 夜の親睦交流会では、東日本大震災に台湾から200億円の義援金をいただいたお礼などが述べられた。

 黄さんたちは、地元エプロンガイドさんの案内を受け、かんおんじ路地裏のお店めぐりも行った。イリコの食べ比べ、あつあつのエビ天や出来たてのあいむす焼きを味わいながら、国へのお土産も買い、観音寺を拠点に4泊5日のさぬき香川を楽しんだ。また、今年は香川での日台民間交流40周年記念を楽しみにしているそうだ。
(窪田 利栄)
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